前日までの移動に次ぐ移動から打って変わって…昨日は、経済産業省の副大臣・政務官で分担する在京当番でした。。。

休日の参議院議員会館は静まり返り、電話が鳴ることがなければ、来客の対応もなく、何からも影響受けることなく仕事に集中できます。

過去からの保存資料で、経済や社会の変化に伴って現在に合わなくなっている資料を断捨離し、普遍的に大切にしたい資料を整理しなおすなど、夕方までじっくりと取り組むことが出来ました。

宿舎に戻ってからは、時間的余裕ができたので、学びの機会を…

幕末の儒学者であり教育者である、佐藤一斎著の『言志四録』を久しぶりに読み直しました。

指導に当たった多くの門弟には、幕末に活躍した人材たちが多く、一説によれば、その門弟の数は6000人にもなるとのこと…

儒教を創始した孔子や、儒学者・伊藤仁斎の門下生が、3000人であることを考えれば、人を引きつける影響力の大きさは想像もつかない人物だったようです。

  

『言志四録』は、佐藤一斎が後半生の四十余年をかけて書き上げた『言志録』・『言志後録』・『言志晩録』・『言志耋録』の4書の総称ですが、指導者のバイブルとして長きにわたって支持されていると思います。

私が特に意識しているのは…

『春風を以て人に接し、秋霜以て自ら粛む。』

人に対する際は春風のように穏やかで和やかな心、伸びやかで寛大な心で接し、自らに対する際は秋の霜のように鋭く烈しく厳しい心で律していかなければならない。

常々、驕ることなく、自らを律する『自律』を意識してきていますので、この言葉はいつも肝に銘じています。


そして、まさに昨日もそうですが、次に大切にしているのは…

『少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず。』

三学戒です…

少年の時に学んでおけば、壮年になってから役に立ち、何事かを為すことができる。

壮年の時に学んでおけば、老年になっても気力が衰えることはない。

老年になって学んでおけば、ますます見識も高くなって社会に役立つこととなり、死んでからもその名は残る。

  

『一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ、只一燈を頼め。』

提灯を掲げて暗い夜道を歩むとき、夜道の暗さを憂うのではなく、ただひたすらに提灯の一燈を信じて突き進め。

いくら暗夜を嘆いても、暗夜をそのものを変えることはできない…

我々にできるのは、自分が手にしている一灯を頼りにして、信じて、ひたすら前に進むことだけだ。


『聡明にして重厚、威厳にして謙沖。』

この後に続く言葉がありますが、私は前半の部分を重視しており、この言葉から…

賢明で存在感があり、威厳と謙虚さが湧き出てくるような人物でありたいと思います。


『子を教うるの道は、己を守るに在り』

そして、子を持つ親として…

我が子を教えるためには、親が人の道を守って見本となることが大切であると心に留めております!

  

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