昨日、第１９７回国会が閉会しました。
今臨時国会において、何よりも優先して審議しなければいけなかったのは、災害対策の9,000億円余りの補正予算でした！
大阪北部地震、７月豪雨、台風被害、北海道胆振（いぶり）東部地震など、自然災害が相次ぎ、全国各地で甚大な被害が発生しました。
被災者の方々の一日も早い生活の再建、道路や河川などダメージを受けた箇所の復旧を進め、中小企業・小規模事業者の事業再建に向けた支援を進め、その環境も拡充しました。
グループ補助金や、被災地版小規模事業者持続化補助金をはじめ、災害被害の内容に応じて柔軟に対処してきましたが、現場はこれから事業再建を本格化していきますので、切れ目のない支援を実施して参りたいと思います。
昨日は、朝から各省庁からのレクや説明・報告、また相談が相次ぎました。
主な内容は、税制改正、平成３１年度予算および平成３０年度第二次補正予算に関する件でした。
税制改正に関しては、取りまとめ責任者として中心で関わってきた、『個人版事業承継税制』の新設に関してです。
いよいよ大詰めです！良い報告ができると思いますが、最後まで気を引き締めて(^^)/
予算および補正予算に関しては、関係各所と断続的に連絡を取り合い、交渉を進めております(^^ゞ
直近の経済センサスの分析データによると、２０１４年から２０１６年の二年間で、全国の中小企業が２３万者、そのうち小規模企業が２０万者減少しております。
このことを重く受け止め、特に小規模企業の持続可能性を高めるための自助努力を、不断に支える環境を構築するには持続的な予算も必要になります。
第二次補正予算では、防災・減災、国土強靱化のための集中対策、ＴＰＰ対策、中小企業支援策や、首都圏などで流行が続く風疹の予防接種の充実、失敗の恐れもあるが成果が上がれば大きな変革につながる「ムーンショット型研究開発」の促進なども盛り込む方向で調整中です。
中小企業支援…特に小規模企業支援の拡充を訴えています！
少子高齢化に伴う人口減少、人手不足、働き方改革、消費税増税と軽減税率導入など、歴史的転換期ともいえる変革の中に置かれている現状を鑑みて、個々の対策費はもとより、経営基盤が脆弱な小規模企業の自助努力や挑戦を促し、経営基盤の強化や事業の持続可能性を高めていくための切れ目ない支援の実現が求められていますので！！
来年度予算の編成においても、景気への懸念を払拭し、経済の回復基調を持続させ、さらには新しい成長軌道を生み出すために万全な対策を盛り込まなければいけません。
国会は閉じましたが、自民党内での税の議論も予算の議論も、まだ終わっていはいません！
今週いっぱいは責任をもって取り組み、求める税制の実現、予算の獲得に専心努力して参ります！！
ただ、メリハリも大切ですので、昨夜は友人とお疲れさん会を(^^;
初めて行った焼き鳥屋さんですが、どれも美味しかったです♪
食事もしっかり食べて、お酒もほどほどに嗜み、張り詰めた心身を少しだけリラックスさせて…
今週の、税制改正と予算調整の議論に向けたパワーを蓄え、しっかりとリフレッシュいたしました！
これも働き方改革の一環です(^^ゞ
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