連休が明け、異常な酷暑が続く今週、３２日間延長された通常国会が会期末を迎えます。
この連休も、中国・四国地方を中心とする平成３０年７月豪雨の被災地へ、多くのボランティアの方々に駆けつけていただき、復旧作業にご尽力いただきました。
私の支持母体である商工会組織…特に青年部の仲間たちも、支援物資や災害支援金を集めたり、現地に届けたり、復旧作業を手伝ったり、ご貢献いただいております。
まだ国会会期中で、国会対策副委員長の責務において現場を離れることがかないませんので、ひたすら仲間たちから寄せられる要請や現地で発生している不具合に関して連絡を受け、関係省庁に働きかけて対処するという役割に徹しております。
暑い日が続きますので、十分な水分補給や休憩をとりながら、被災地支援に資する活動にお力添えいただけますよう、よろしくお願い致します。
７月２２日が会期末ですが、明日の金曜日が実質的な最終日の位置づけで、与野党の攻防が繰り広げられると思いますが、もつれれば深夜国会、更には日をまたいで２１日・土曜日、２２日・日曜日まで…
という可能性も秘めながら、参議院における最後の重要広範である『特定複合観光施設区域整備法案』の質疑を。
一昨日、昨日、そして本日と、国土交通大臣に対する問責決議案、参議院議長に対する解任決議案が野党から提出されるなど、既に駆け引きが始まっております。
そんな中、衆議院においては、意味の無い『不信任決議案』が提出されました。
不信任案の審議は一事不再議の慣例に抵触するため不要であるとした。
『一事不再議（いちじふさいぎ）』とは、会議原則の一つで、同一の国会において一度議決した案件と同一の案件については、再び同一会議中（同一会期中）に議題として取り上げて審議や議決を行うことはできないという原則のことです。
国土交通大臣に対し、衆議院にて不信任決議案が提出されるのは、今国会２度目になるので、『一事不再議』として却下したということです。
このように、筋書きが無いような予測不能な事態が次々と発生します。
われわれ国会対策委員会の正副委員長は、朝から夕刻まで参議院内で待機し、常に臨戦態勢で柔軟に対応できるように終盤国会を運営しております。
国会に対する責任を全うしながら、災害支援など優先すべき仕事も同時に対応している状況です。
この会期末も、何が起こるかわかりませんが、しっかり対応してまいりたいと思います。
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