さあ、第１９５回・特別国会も、最後の１週間を迎えました！！
１１月１日に召集され、１２月９日までの３９日間で開かれた特別国会…いよいよ会期末に向けて、参議院をメインとして様々な審議がスタートしています(^^)/
昨日、参議院においては、平成２８年度決算に資する本会議が開催されました。
決算の参議院。
まさに参議院の代名詞となっている『決算』。１９４７年の第１回国会以来、参議院にのみ常任委員会として決算委員会が置かれています。
参議院では、決算審査を重視し、内閣に対し早期提出を求め、自らも早期審査に努めるなど、決算審査を充実させるために種々の改革を行ってきました。
その誇りと成果によって、決算審査の内容を予算編成に反映させるという予算・決算のサイクルが確立され、「決算の参議院」と呼ばれるようになりました。
１１月２１日に国会に提出された平成２８年度決算に関し、本会議において概要報告と質疑が為されました。
次いで、決算委員会も開催され、決算概要説明や検査報告の概要説明が為されました。
憲法第９０条第１項には、「国の収入支出の決算は、すべて毎年会計検査院がこれを検査し、内閣は、次の年度に、その検査報告とともに、これを国会に提出しなければならない。」と定められています。
毎会計年度の決算は、内閣から衆議院、参議院の両院に同時に提出され、それぞれの院で審査が行われます。
決算審査の意義は、国会で議決された国の予算の執行実績を審査することにより、その結果を後年度の予算編成や政策遂行に反映させることにあります。
すなわち、決算審査は、国の予算が適法に目的どおり使用されたか、その効果を発揮することができたかといった観点から、各府省等の予算執行の状況等を審査し、不適正なものや非効率なものがあればこれを内閣に警告するなどして、将来の財政の計画や執行を一層適正なものにしていくという重要な役割を担っています！
私は、今期から決算委員会の理事を務めます！
参議院というハウスとして、与野党の協調した決算委員会運営が実現し、有意義な質疑が展開されます。
年が明けてから召集される次期通常国会において本格的な審議がスタートしますので、しっかりとした準備や根回しを行いながら、引き続き参議院の代名詞として価値ある委員会運営に専心努力してまいりたいと思います。
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