上の画像は、枝垂れ桜（シダレザクラ）の蕾で、もう少し開花まで時間がかかりそうですが…
国会議事堂や議員会館、議員宿舎が所在する千代田区にある靖国神社では、２１日午前、気象庁担当者がサクラの開花の目安にしているソメイヨシノに５輪の花が咲いているのを確認できたことを受け、全国で最も早くサクラの開花を発表しました(^^♪
東京のサクラの開花は、去年と同じで平年より５日早くなっていますが、全国では最も早い開花となり、平成２０年以来９年ぶりだそうです。。。
今週末から、日々の最高気温が２桁になるところが多くなり、体感する暖かさも含め、春の訪れを実感した週のスタートでした！
下の画像は、既に散ってしまっている梅の花です(^_^;)
さて、今週は、予算案に関する委嘱審査が特別委員会と常任委員会で行なわれましたが、いよいよ予算成立に向けた出口の準備が始まっています！
予算案の審議には特異なルールがあり、それに準じて与野党折衝の上で、委員会が設置されて実施されています。
まず、予算案は、衆議院に予算先議権が認められているので、通常国会の召集日に内閣から衆議院に提出され、予算委員会に付託されます。
その後、本会議において、総理の施政方針演説の際、財務大臣は財政演説を行い、その演説の中で予算の説明を行います。
概ね最初の２日間にわたって全閣僚が出席し、ＮＨＫテレビ中継の下で基本的質疑が行われます。
その後、委員による一般質疑が２週間程度行われ、その時々の政治課題に対する集中審議や、テーマを決めての集中審議を、内閣総理大臣ご出席のもとで行われます。この時も、ＮＨＫのテレビ中継が入ります。
国会法の規定により、予算の議決には公聴会を開催することが義務づけられていますが、公聴会を行うと採決が行えるため、日程の決定にあたって与野党の攻防が展開されがちです！
公聴会自体は、１日とか１日半にわたって、各党が推薦する者、その時の政治課題を反映した者が、公述人として公述を行い、委員の質疑を受ける形で行われます。
予算審議も終盤になると、各省庁ごとに予算審議を行うため、分科会での審議が行われます。
そして、最後に全閣僚出席のもとで『締めくくり総括質疑』が行われた上で、各党各会派の代表者が予算の賛否について意見を述べる討論を経て採決に付され、予算委員会での審議は終わります。
衆院予算委での審議は、おおむね２週間前後の日数で、延べ７０時間超の審議時間（集中審議３回含む)＆公聴会開催などが通例となっています♪
３月２日までに衆議院を通過すると、憲法の規定による３０日ルールがありますので、参議院で議決が行われなくても年度内に自然成立することになりますので、ここでも審議日程の決定について与野党の攻防が行われます。
ちなみに…
今年は、予算案の２月中の参議院での審議入りは１８年ぶり！？で、憲法の規定により年度内の３月２８日深夜に成立することが確実となっています！！
参議院においても、衆議院とほぼ同じような手続で審議が行われますが、趣旨説明は、衆議院通過前に予備審査として行われます。であり、参議院では分科会を設けず、各委員会に委嘱するという形で、各省庁別の予算の審議を行うことになっています。
なので、連休明けの火曜日に特別委員会において、翌水曜日に常任委員会において、【委嘱審査】を行なった次第です。。。
なお、参議院で衆議院と異なった議決をした場合、衆議院は両院協議会を求めなければいけませんが、協議が成立しないときは、衆議院の議決が国会の議決とされることになっています♪
いよいよ明日の集中審議７時間を経て、来週には最終の出口を！！
そのためには、現場となる予算委員会理事会での委員会設置の議決が必要ですので、明日の予算委員会終了後に合意を得られるのではと期待しています！！
合意されれば、最後の集中審議を午前中に３時間。その後、締めくくり総括質疑を２時間。
関係する財政金融委員会と総務委員会での関連法案審議を経て、緊急上程で夜に開催されるであろう本会議において審議し、ようやく予算の成立を迎えることが出来ます！！
少々、森○学園問題で国会が騒がしくなっていますが、本質をしっかり捉えた予算審議を最後まで緊張感をもって努め、しっかり仕上げたいと思います！！
何せ、その直後には、私が国会対策副委員長として担当する【平成２７年度決算】の審議が控えていますので(^o^)／
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