ユメノナオキさん、五代目さん、コメントありがとうございました。本年も大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。新年も宜しくお願い申し上げます。

昨日のブログの続きです…

『お年玉』
さすがに、この年になるとあげる一方ですが、小さい頃は楽しみでしたね?

もともとは年神様からの贈り物を意味し、お供えした餅を下ろして年少者に分け与えたのが始まりで、地域によっては年神に扮装した方が元旦に各家をまわって子供たちに丸餅を配って歩く習わしもあるそうです。この丸餅を『年玉』とよんでいたことから、現在の『お年玉』の風習につながっています。

ちなみに…『お年玉』は、年少者や自分より地位に低い人に贈り、『お年賀』は、お世話になっている人や目上の人、地位の高い人に贈るのが基本です。

『書き初め』
一般的に新年二日に初めて毛筆をとり、一年の抱負や目標をしたためるのが『書き初め』です。
書き初めは『吉書』とも呼ばれ、恵方に向かって、めでたい言葉や詩歌を書いたのが始まりだそうです。もともとは宮中で行なわれた儀式が、江戸時代の寺子屋や明治以降学校教育で重視されるようになり、庶民の間でもその風習が広まるようになりました。

ちなみに、本日はお休みで、これから娘の書き初めの練習です。昨年は厳しく教えましたが、今年は優しく教える予定です!!

『初夢』
ジャンボ宝くじではありません…正月の二日の夜に見る夢です。
見た夢の内容でその年の運勢を占うのですが、『なぜ元旦ではなく、正月二日の夜に見る夢が初夢なのか』???昔は書き初め、稽古始め、仕事始めなど、年初の行事が二日であった為、一年のスタートとして二日に見る夢を重視するようになったそうです。
初夢にその年の運勢が現れるということから、誰もが良い夢を見ようと色々な試みをしました。
初夢の信仰は、もともと中国から伝わったもので、「夢を食う」といわれるバクの絵を枕の下に入れて、吉夢を見ようとした故事にあやかって、日本でも室町時代の頃から、縁起の良い七福神を乗せた宝船の絵を枕の下に入れて寝るようになったそうです。
江戸時代になると、めでたい初夢として、「一冨士、二鷹、三茄子」などと言われるようになりましたが、これらは全て駿河(現在の静岡県)のもの…当時の天下を取った三河国出身の徳川家康にあやかりたいという庶民の願望があったようです…。

さすがにこれはやったことがありませんし、初夢の記憶も特にないです…。皆さんはどうですか?

本年も色々なことがありました。色々な方と出会えました。色々なご縁やお知恵を頂戴いたしました。
お世話になった皆様方に、心より感謝申し上げます。良いお年をお迎え下さいませ。