昨日のブログの続きです。


⑦「ガラス張りの経営をした」


毎月、月次決算を全社員に公表したそうです。社員が社外でしゃべってしまうのではないかという心配に対しても、「社員はかえって責任を感じるようになり、守るべきものは守り、守秘することは守秘する」という考え。

社員が数字を共有することにより、意識が変わり、松下幸之助の会社ではなく、「我々の会社」という風に意識が変わるということだそうです。

⑧「全員経営をした」

「自分の職場、自分の仕事の問題点だけではなく、会社全体がよくなることであれば、他の職場、他の仕事であろうと、社長に対する提案であろうと、何でもいいから提案しろ」と社員に勧め、結果、全員で松下電器を経営していくという全員経営…年間でも何百万件の提案が出てくるそうです。

内容を精査し、取捨選択し、対応できる機関や仕組みがあれば、日々成長していけますね?


⑨「公の仕事」


「天下の人、天下のモノ、天下の金を集めて、人が求めるモノをつくるという実質を見れば、私企業ではなく、公の会社である」と言い続けたそうです。自分たちの給料、自分たちの会社の利益だけではなく、社会に奉仕する、多くの人たちに奉仕するということにつながるんだと説いていたそうです。

以上、9つの要因は、全て理解できますが…奥が深いです。
そして、これらのことは全て目に見えない要因です。

この講演をされた方は、PHP総合研究所前社長である江口克彦氏で、松下幸之助氏の傍で働き続けた方です。これらの目に見えない9つの要因の奥にあることは???

最後に、江口氏の考察をご紹介して、昨日からのブログの総括とさせていただきます。

一、「社員に誇りを与える」
二、「社員に励ましを与える」
三、「社員に感謝している」
四、「社員に感動を与えている」

「松下電器は、電気製品をつくる前に、人をつくる会社である」との松下幸之助氏の言葉…
企業の成功、経営の成功というものの根本は、人材の育成をいかに徹底するかに尽きるということです。

そして、最後に以下のお話で締め括られています。

「企業の倒産ということは、その前に必ず経営トップの気力の倒産と、社員のやる気の倒産があります。
社長が気力を失い、社員がやる気を失ってくるから、企業は倒産するのです。
気力があって、やる気があったら、辛抱の経営、がまんの経営をして、必ず朝が来ます。
そして朝が来たときには、必ず企業が発展するということにつながっていくのではないでしょうか?」と。

そして…松下幸之助氏からいつも言われていた2つの言葉…

『君な、経営って難しいやろ。行き詰まっても、行き詰まったと考えたらあかんのや。それでおしまいや。勇気も知恵もわいてきいへんで。』

『人間というものは、すべて本質的に偉大なものを持っている。決して相手を見下したりしてはあかん。誰と話すときも、身なり、肩書で接してはあかん。いつも話をするときには、たとえ部下を叱るときでも、心の中で手を合わせてモノを言え』

背筋を伸ばして、心新たに、また頑張って参りたいと感じました!!
松下幸之助氏の話ではありますが…成功した人の話でも、偉い人の話でもなく、自分事として捉えて、専心努力していきたいと思います!!

明日からではなく今日から!今から出来ることをやっていきたいと思います!!






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