和さん、先日はコメントをありがとうございました。

先週末…28日(土)に鶴来商工会青年部の創立45周年記念式典が執り行われました。
場所は、つるぎショッピングスクエア『レッツ』の2階大ホール。鶴来商工会の事務所も同じ2階にあります。

受付の周りには、鶴来商工会青年部の仲間たちが整列してお客様をお出迎え。行政関係者や本会関係者、歴代部長さんや近隣青年部長さんを、丁寧にお迎えされていました。少し早めに着くと、野々市の絹川部長と美川の伊藤部長がいらっしゃったので談笑していると、主催者の森部長(県青連会長)が登場!!「どうする?準備に追われて、挨拶何も考えていない…」と不安そうな面持ち…。落ち着かない様子でした。

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16時から式典が開始される為、席について待機していると、突然会場の照明がダウン…プロジェクターと音楽によるオープニング、そして直田副部長より開式の辞が述べられ、記念式典が始まりました。

物故者追悼、国歌斉唱の後に、先ずは主催者を代表して森部長のご挨拶。少々緊張気味のようでしたが、先達への感謝の気持ちと、仲間と共に鶴来青年部活動にかける熱き想いが伝わってくる、大変心温まるご挨拶でした!!

商工会長の挨拶、来賓紹介の後に、青年部事業発表。
全ての担当委員長が前方に整列し、プロジェクターでスクリーンに事業の目的や活動内容等を投影しながら、事業報告がなされました。印象的だったのは、きちんと礼で始まり、想いや内容を報告の後は、次の発表をする委員長と並んで一礼。発表が終わった委員長は列の末尾にまわり、次の委員長が発表を行なう…そのパターンで全委員会の報告が行なわれましたが、見ている側としても気持ちの良いぐらい統率され、聴講される方にも分かりやすい内容にまとめられており、素晴らしい事業報告だったと思います。おそらく、データの作りこみやリハーサルに、かなりの時間をかけたことと推察します。

その後、来賓挨拶が2名。白山市教育委員長(名代による代読)と私でした。
今回の周年事業は、過日の周年記念事業(中村文昭氏の講演会)と28日の記念式典でしたが、公式の祝賀会がなかったり、また記念式典後に45年を振り返るパネルディスカッションが予定されていて少々雰囲気が掴みづらかったので、本題に何をお話ししようかは、当日現場に行ってからと考えていました。前述の事業報告や記念講演会の内容も絡めようと思っていました。いよいよ私の祝辞の番です…

「創立45周年を迎えられ、また盛大に記念式典が開催されましたことを心よりお慶び申し上げます。
45年という永きにわたる歴史を築いてこられたのも、継続的に様々な青年部活動に努めてこられたのも、歴代部長をはじめとする現役青年部員、OB青年部員諸氏の努力の賜物であり、また関係各位、地域住民の皆様のご支援の賜物と、心より敬意を表するものであります。
世界的な金融不安、経済不安の中、地域経済も加速度的に疲弊し、地域の元気が喪失しています。地域が元気でなければ、我々の家業も元気がなくなる。しかし、地域を元気にする為に、我々が元気にならなければ!!その為に我々は何をすべきか!?
鶴来商工会青年部は、これまでも『鶴来っ子、あきんど道場』などの有益な、先進的な事業を継続的、発展的に遂行し、優れた功績を地域に残してきています。過日の中村文昭氏の講演会も大変素晴らしいものでした。各々が、数々のメッセージを受け取ったと思いますが、私の中で、商売にも青年部活動にも通じる言葉が残っています。それは…
『どんな仕事をするか』ではなく、『何のために仕事をするか』という言葉です。『何のために仕事をするか』をしっかりお持ちの方は、『働くことの喜び』を知り、『働く意味』を見つけた方ではないでしょうか?森部長には、県青連でも副会長として多大なご尽力を頂いていますが、おそらく鶴来のリーダーとして『青年部の意味』をしっかり見つけ、青年部長として『青年部活動の喜び』を皆に示してきたからこそ、鶴来青年部の今日の精力的な活動が成されているのではないでしょうか?そして、おひとりお一人の部員さんが、『何のために青年部活動をするか』をしっかりと確認し、自覚し、日々の素晴らしい事業運営、青年部活動につながっているのだと確信しました。
これからも鶴来の元気を創出すべく、地域の子供たちの未来が素晴らしいものとなるために、家業に青年部活動に更に邁進していただけることを期待しています!!」

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こんな感じのご挨拶をさせていただいたと思います。
最後は、松村副部長による『青年部宣言』で締めくくられました。

10分ほどの休憩を挟み、『青年部45周年を迎えて』と題して、森部長と6名の歴代部長とのパネルディスカッション。初代部長の青年部が出来るまでの経緯や、その後の歴代部長が時代に応じた有益な事業を展開された実績、その際の苦労話、脈々と受け継がれてきた鶴来青年部魂に関するお話などをお聞かせ頂きました。

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最後には、現役青年部員への熱きメッセージとして…

「親のスネをかじろ!!そして、スネをかじらせる親になれ!!」

「青年部の活動、絆を大切に!!」

「『会社を守れないものが地域を守れるか』ではなく、『地域を守れなくて、会社を守れるか』!!会社を守りたいのなら、地域のことを真剣に考えて、関わってほしい!!」

「外から地域を見た逆転の発想の大切!!異業種交流の場として、仲間を、ネットワークを大切にしよう!!」

「歴代のタテのつながりを良い意味で利用して、皆で地域を元気にしよう!!」

「青年部の組織力、団結力は魅力あるものなので、ぜひ大切にしていってほしい」

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これらの歴代部長からのメッセージを受け、森部長が現役部員を代表して決意を述べました!!
「商工会青年部は、一人ひとりの部員の育成の場であり、学びの場である。今後も地域のリーダーとして、連携し、協力し、頑張っていきます!!」

手作りの素晴らしい式典、周年事業でした!!その後、有志による懇親会(打上げ?)が設定されていたそうですが、そのことを知らなかったため、また東京の取引先を会社にお待たせしていたため、私はパネルディスカッション終了後に失礼させて頂きましたが、その後も熱い夜は続いたそうです。

鶴来の周年事業を通じて、たくさんの刺激と気付きを頂きました!!森部長をはじめとする、鶴来商工会青年部の仲間たち、本当にありがとうございました!!心より感謝致します!!
そして、お疲れ様でした!!