昨日は、自分が仕事の都合でずっと付き添って教えてあげることが出来なかったので、朝から始めた夏休みの自由課題の研究が完成したのは、夕方。でも、出来栄えに娘は満足しているようで、とりあえずは父親としての責任は果たせました。よかった、よかった。

内容に貼付した各種画像が「何をする為の機械か?」「「何をしている作業風景か?」など確認したり、出来上がった研究を妻に見せ、一つ一つ説明したり。

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本日は「お盆」です。お休みの方もお仕事の方もいらっしゃると思いますが、私は午後だけお休み。お墓参りや仏壇参りに行く予定です。

地域によっては、「新盆」「旧盆」の両方が存在するところもあるのではないでしょうか?

日本は、かつては古代中国から伝わった旧暦を用いていました。旧暦の基本は、月の満ち欠けをひと月とする太陰暦でしたが、月の満ち欠けの周期は約29日であり、太陽の公転による季節の変化とズレが生じた為、明治5年に改暦され、その翌年から世界共通の暦法である新暦(太陽暦/グレゴリオ暦)が施工されたそうです。お盆行事に関しては、旧暦で7月15日でしたが、季節感にあわせるために新暦の8月15日に調整されたようです。

「お盆」は、「精霊会(しょうりょうえ)」とか、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」とも言います。精霊とは祖先の霊のことで、盂蘭盆とは「逆さに吊るされた苦しみを救う」という意味のサンスクリット語です。

「盂蘭盆会」は、釈迦の弟子である目連が「死んだ母親が地獄に落ちて逆さ吊りの罰を受けて苦しんでいますが、どうしたら救われるでしょう?」と釈迦に教えを請うたところ、「7月15日に供養しなさい」と言われたことに由来するそうです。目連は教えの通りにこの日に手厚く供養したところ、母親は救われて極楽浄土に行くことが出来たことから「盂蘭盆会」の行事が生まれたと言われております。この行事が日本に伝わって、独自の祖先信仰と融合して、日本ならではのお盆の習慣が作られたということです。

お盆が始まる13日の夕方に、精霊迎えといって祖先の霊が迷わずに帰ってこらえるようにと、家や寺の門前で迎え火を燃やす。このお盆の期間に僧侶を招いて読経してもらうなど、盛大に供養する。16日には、家や寺の門前で送り火を燃やし、祖先の霊の帰り道を明るく照らして送り出す。
「精霊流し」や「灯篭流し」、「盆踊り」なども、お盆行事から派生したものです。

そんなことなので、風習の違いはあれど、皆それぞれ祖先に感謝し、供養する一日にしましょう!!