(その三の続き)

その後は、中野社長(写真右から二番目)と吉岡社長(写真右)は別行動でツアー関係や現地のある工場に視察に行き、私は上海マーキュリー貿易の本多社長(写真左から二番目)と二人で、日本人が多く居住するエリアの視察に行きました。
本多社長は60歳代で、私とは親子ほど年が離れておりますが、非常に親身になってご案内頂きました。ニ十数年上海で生活しており、非常に幅広いネットワークもお持ちで、ビジネスパートナーとしても安心できる方です。

上海では数箇所日本人が多く居住するエリアがあり、かつ日本の食材等が購入できるスーパーなども、そのエリアにのみ存在します。
一般的な中国の方は、生活用品等は大型量販店で、生鮮食品は市場でといったスタイルが固定化しており、現地スーパーも数箇所視察しましたが、日本酒は一本も取り扱いがなかったです・・・。
かつ、日本人向けのスーパーでも、関税等で日本での販売価格の2~3倍になっている日本酒には、なかなか厳しい現実がありました。
しかし、その視察を終え、二人でじっくり話した時には、共通する考え方と戦略がお互いの中にあり、輸出に向け進展のあった貴重な時間でした。

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さすがに最後の夜は4人で話し合った結果、やはり中国、上海も楽しもうということになり、夕食は19時から現地の美味しい「火鍋」を。楽しく、美味しい時間を過ごしました。
食後も上海の夜景を見なければと、有名な外灘や浦東地区を訪れました。が、現在の上海は大気汚染や光化学スモッグ等の影響により、いつも「かすみ」がかかった状態。日中も太陽が10日に1回しか見れないくらいで、ずっと外にいると目が痛くなったりします。
したがって夜景もそんな感じでした。男四人でロマンティック(?)な夜でした。

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