年が明け、感じたこと…

2011年の国内経済は上昇するのか?それともまた後退するのか??

酒類製造業である酒蔵として、11月~12月におけるギフト需要や年末年始需要などの状況から、個人消費の減速を痛烈に感じました。

年が明け、新聞等の情報によると2010年10-12月の民間消費は7四半期ぶりにマイナスの見通し…業種における多少の違いはあるようですが、景気回復が予測された局面での減速は、足踏み状態なのか?回復に移行するのか?それとも再度の後退か!?予測がなかなかつかないようです。

そんな中、身をもって感じたマイナス要因は、石油の高騰です。

年が明け、日本酒の仕込み最盛期を迎える前にボイラー用のA重油を発注したのですが、「年末から原油価格がまた高騰していて、ちょうど価格の見直しを進めているところなんですよ?」と…年間を通じて取引しているので、新価格決定前の単価で調整して頂きましたが、次回発注時の単価がどれだけ上がっているのか???

円高傾向による輸出産業への影響は大きいのでしょうが、企業のみならず日常生活にも直結する原油価格が高騰傾向にあるものの、円高によって抑えられているのも現実ですから、これが1ドル90円、100円と円安に振れれば、一気に価格が上昇するかもしれませんね???

昨年、一昨年は、「リーマンショックが…」「世界的な不況が…」という話が多かったですが、3年前の春を覚えていらっしゃいますか?急激に原油が高騰したでしょ?

弊社を取り巻く環境でも、ガソリン、灯油、A重油等の価格が上昇しただけでなく、関連するビン製品や紙製品も一気にベースアップ…それ以来、ビン製品も紙製品もベースダウンしていません。

それに加えて、今後の国内での石油関連商材が更にベースアップするようなことになれば、製造コスト高になり、製造原価の見直し、更には価格改定などの対応も必要になるかも…?

エコカー減税や補助金、家電エコポイント等の支援策が終了に向かい、国内景気も足踏み状態…国内市場に活気がなく、雇用状況も依然として悪いままで、消費が回復傾向になるとしても時間がかかるのでは?

消費税も含む税制の抜本的な改革も、6月を目処に進めていく方針を政府が示していることもありますし、今年の国内経済はどの方向に向かっていくのか不安でたまりません。。。

ただ、外部要因に依存することなく「自社の景気は自社でつくる!!」という強い想いを持っていますので、前述の内容に対する危機管理も頭の中で考えながら、日本酒の仕込みをしている今日この頃です。。。



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