昨日は、金沢大学と地元の能美市が主催するタウンミーティングが開催されました。

地域住民との対話を通じて、大学が地域に果たす役割を考え、地域のニーズを大学の教育と研究に活かすことを目的に開催されています。今回は、能美市における『環境のまちづくり』がテーマでした。

前夜から降っている雪で、路面もかなりの積雪…ちょうど弊社の裏山にある石川ハイテク交流センターが会場でしたが、周りの風景は下の画像のような感じでした。

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会場の駐車場も雪が積もり、駐車スペースも限られ、かなりの混雑…なんとか駐車して会場に入ったのは、開始20分前。

9時30分から開始でした!!

『自然とくらしが調和した環境のまちを目指して~活かして守る能美づくり~』

午前中は、話題提供者より、環境保全などに資する様々な取り組みが紹介され、午後は2つの分科会に分かれての意見交換、全体会議という流れでした。

私は、話題提供者として、能美市特産品の焼酎開発及び蒸留廃液の液体肥料化、会社をあげての資源循環への取り組みを紹介して欲しいと、市から要請されました。

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北陸先端科学技術大学院大学の教授による能美市の環境基本計画やバイオマスタウン構想の説明、美化センターによるゴミの現状と課題、婦人団体協議会によるグリーンカーテンの取り組みの事例紹介、いしかわ動物園のエコ活動やトキを通じての人と自然の共生に関する報告、里山ファン倶楽部による里山の保全活動報告などなど。

唯一、市内の民間事業者として参加したので、地域と酒蔵、家業を通じて考え、そして行動する資源循環の取り組みをご紹介させて頂きました。地域を上げて、広域的に、連携して行う活動もあれば、一市民として、事業者として出来る活動もあります。自分が、会社がどう考え、地域の為、環境保全のために出来る事業活動とは?あくまでも弊社の業種から派生できる一事例ですので、皆様にとっては参考程度でしょうが、物事の考え方や捉え方のお役に立てればという思いでお話しさせて頂きました。

市長さんも参加されており、弊社の取り組みに賛同いただいております。
能美市として初めての特産品開発、そして地域ブランド商品を作るだけでなく、その取り組みの中に能美市の魅力発信や、資源循環、環境保全の要素を取り組んでいるので、大変喜んでいただいております。

道を歩いていて、空き缶やタバコの吸殻を拾うこともまた環境保全の活動です。身近な生活の中で出来る個人的な行動があることで、広範囲に及ぶ連携した活動も活きてくるのではないでしょうか???

今後もブレずに、信念を持って取り組んで行きたいと思います!!
ちなみに、午前の部の3時間ほどで車は雪まみれになっていました…。

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