この変化の激しい経済環境の中、青年部の仲間たちも厳しい現実と向き合いながら、日々商売に励んでいらっしゃることと思います。お疲れ様です。

弊社を取り巻く酒市場も厳しい局面を迎えています。特に日本酒市場に至っては、この10年間で国内消費量が約半分にまで減少しております。。。

過去からの取り組みにより、弊社の行く道は決断できているのですが、その道の歩み方に悩みや戸惑いが生じることも…そこで最近は、仕込み作業での空き時間を有効活用し、経営者、リーダー、商売というものの本質を究めようと、松下幸之助氏の著書を読んでいます。

我々の先輩、岐阜県青連直前会長であり参議院議員の渡辺先輩(以下、ナベさん)は、かの松下政経塾の卒業生です!!松下政経塾には、5つの研修方針があります。今週のブログでは、それらをご紹介しながら、私の経験や考えも書きたいと思います。


『自修自得』…いい言葉だと思います。

松下政経塾では、「新しい時代を創造する指導者は、自ら進むべき道を知り、開拓していかなければならない。政経塾では常勤の講師をおかず、塾生が主体性をもち、自ら向上していこうとする積極的な姿勢を堅持しつつ、研修を進める。また、2年目以降は、各自テーマを定め、活動計画を立案・実行し、結果に対して責任を持つという方針だ。」と書かれています。

自ら問題を提起して、自ら答えを探し、知識を得て自らの知恵を磨き、自らの言動の在り方を会得していくということでしょうか?

経営戦略であり、PDCAであり、『自立』と『自律』であり、自分の生き様ですね。

知識を他から得ることは出来ますし、学ぶことも出来ますが、知恵というものは、自分の中で発生するものの様に思います。

これまでの考えに知識を行使して知恵を磨いたり、これまでの活動に知識を活用して、新たな在り方を実践し、その過程や成果、結果から知恵を会得する。

先輩や周りの方から知恵を与えて頂いたとしても、それを活用する業種が違いますし、対象者が違いますし、全ての環境が異なります。何より、その知恵を使用するのが先輩や周りの方ではなく、自分ですから!!

この時点では、与えて頂いた知恵は、知識の域だと思っています。その知恵に活用の可能性があるのであれば、自分や自社を取り巻く環境に応じてマイナーチェンジし、実践してみて、その過程や結果から得られるものがあって初めて、自分の知恵になると思いませんか?

自修し、自得する…聞いたことをそのまま実践してみるのもいいでしょう。でも、何も考えずにやれば、結果が伴わなかった時点で、「自社には合わなかった」で終わってしまいます。

なぜ結果を導き出せなかったのか?
なぜ不具合が発生したのか?
何が合わなかったのか?

しっかり追究し、マイナス要素を消していくことで、自分なりの、自社なりの知恵に生まれ変わる気がします。

学ぶことも聞くことも知ることも大切ですが、学んだことや聞いたこと、知ったことを如何に自分の中で行使できるかがもっと重要だと思いませんか?
それは、教えられることでも、与えられることでもなく、自らが実践することであり、自らの実践でしか会得できないことだと思います。

『自修自得』を意識して、皆様お一人おひとりの頭の中にある豊富な知識を活かしていきましょう!!
私も頭でっかちにならないように心掛け、スタッフのみんなと共有し、共に考え、責任を持って実践し、一緒に一歩一歩進んでいきたいと思います!!




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