死ぬ予定が発生したわけではないよ
秀峰の終活は、いわゆる第二の人生を、２年後（還暦）に始めようと思っていて、「第一の人生を終える」ための終活だ。
第二の人生というと、会社を退職して田舎に引っ越し、無農薬野菜を作りながら、古民家カフェを開業したり、手打ちそば屋を始めなければならないとされている（TV番組「人生の楽園」より）
「せっかく賃金労働から解放されるのに、また仕事するの？」という疑問と、それって「第二の人生じゃなくて、ただの転職じゃん！」とも思う。
老後のアレコレについて、マスコミやセミナーで取り上げられるのは、年金受給のシミュレーションや資産運用（NISA)といった、おカネにまつわることばかり。
健康についても、医療保険や死亡保険に加入させるとか、サプリや健康器具を買わせようとか、有料施設や墓地を予約させようといった「老後ビジネス」の宣伝ばかり。
心穏やかに老後の日々を送れるように準備するのが第一であって、それを叶える環境や活動は、個人差の方が大きいと思う。平均値や統計値ばかり喧伝されているが、それに踊らされている自分に気づいたなら、「自分の場合の満足や安心」について、きちんと想定した方がいいんじゃないかな。
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秀峰の場合は、なんとか仕事をせずに、趣味の世界だけを生きようと思っている。
なんせ、新しい趣味や、子供の頃や若い頃に熱中していた趣味を復活させるようなことを、次から次へと思いつくのだ。
例えば、すでに前倒しでとりかかっている趣味（復活）は・・・
・DIY（道具を買い進め、ノウハウや素材の勉強をしている）
・アクアリウム（去年の秋から、熱帯魚と熱帯エビと金魚を飼い始めた）
・神社仏閣めぐり・歴史探究（特に今は、日本神話や古代史にハマっている）
・アマチュア無線（学生時代に資格免許を取って、２年くらい活動していたが続かなかった。去年、再度、無線局の開局免許を取得して、無線機も買った）
・卓球（中学の時に卓球部で、八王子市の大会で個人戦３位になったこともある、すごいだろ！）
・山登り（若い頃は3000m級の山ばかり、毎年１～２回ほど登っていたけど、ここ１５年くらいご無沙汰している）
・釣り（自分で言うのもなんだが、上級者の部類に入るほど熱中していたが、ここ１０年くらいご無沙汰している）
これから新規に始めたい趣味は・・・
・アルトサックス（４０年来の念願で、楽器本体の購入と練習場所の目星を付けた）
・スナックにデビュー（シニアの社交場として見直され、若い人や外国人にも人気だと聞く）
で、終活の内容としては、収入や預貯金を増やすことよりも、「いかに無駄な出費を抑えるか」～何かを入手したり活動をしたい時に、無料または小さな出費で済ませられる方法はないか～という情報のゲットだ。
具体的には、毎日の食材や生活用品の調達、家屋の修繕、医療・介護などの制度、税制、行政サービス（給付や助成）を、徹底的に調べている。
そうして、趣味を楽しみながらの低燃費生活を、ストレスなく送るための知識や手段を模索している。
後日、すでに取り組み始めている「節約生活の実際」を記事にしようと思っている。
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