『笑うと自分のこころとからだがよろこぶ』
ネイティブ・アメリカンの儀式の中で必ず道化キャラクター(ナバホではトリックスター、ラコタではヘオカ、他の部族ではコヨーテ、コシャリなど)が登場する
道化の役割は、人々の中に入っていき、普段言えないこと、言ってはいけないこと、考えていることと全く逆のことを言うことで、人の道徳心の合わせ鏡の役割を演じ、やってよいこと、いけないことを認知し、気持ちがリセットされる
『人間も動物も 森も河も そして海も自然の大学なのだ 学ぶべきものが すべてそろっている そして与えてくれている』
平原インディアンでは少年から青年になる時、ヴィジョンクエストという儀式を行う
たった一人でタバコ袋だけを持ち山に入り修業を行う
儀式の中でたくさんのヴィジョン(精霊の大いなる示唆)、グレートスピリット(守護霊)を手に入れることが誇りとなり、人々に尊敬される者になる
修業の場を見つけると自分の周りに四か所、結界を張り、悪霊の災いから身を守りながら、昼夜問わず4日間飲まず食わず続ける
野生動物の恐怖、闇夜に押し寄せる恐怖心を克服し、大いなる精神を学ぶ
ホーリープレイス(修行で選んだ聖なる場所)では、感覚を敏感にし、風の音の中に精霊のことばを感じ、植物の息吹、大地の呼吸を感じとる力を身につけ、研ぎ澄まされた精神をもつための修行を行う
今まで見えなかった自然の厳しさと素晴らしさ、神秘的な体験を通じ、自分の感性のなかで判断力を身につけ、ヴィジョンを手にしたとき山を降り、大人の平原インディアンになる