『カエルは棲むための池の水を決して自ら飲み尽くしてしまうことはない』
ある時、天が裂け、その隙間から一人の女性が落ちて来た
女性は地上に着くと妊娠し、子供を出産し、亡くなってしまった
子どもはとても可愛い双児で、兄は人々に愛され、規範となるように育ち、慕われるようになったが、弟はそれをねたみ凶悪者となり、巨大な蚊やオオカミを作り出し、地上に巨大なカエルを誕生させた
カエルは地上にあるすべての水を飲みほしてしまい、大地が乾き、荒れ果て、自らが住む場所を失ったことに気づいたカエルは、地下にあるわずかな水たまりに身を潜めることにした
死んだはずの母が現れ、兄に一本の剣を託し、カエルのお腹に突き刺すと、大量の水が吹きだし、地下から地上に水が戻り、大地に緑が復活した
それ以降、カエルは自分の住む池の水を飲み干すことはなくなった

