【秘密の悪女キッチン】︰スライサーで簡単に!人参のポンマヨ和え | 私?片田舎の専業主婦デシタ

私?片田舎の専業主婦デシタ

バツイチ持病持ちのアラフィフOL。
今は、仕事が楽しくて仕方ない。社畜になりつつあるけど、
人生、そんな時期があってもいいじゃんね?

水曜日の夕方、スマホが鳴った。

LINEはしょっちゅうしてくるけれど、電話は滅多にかけてこない幼馴染みからだった。

「どうした?仕事、暇すぎなん?」

「声が聞きたなって、仕事の合間を見つけて電話したのに、それか」と、彼は苦笑いしていた。

「こないだ、お前のオカンに、バス停んとこで会うた。お前が実家出たことを、俺が知ってへん思たやろな。『 あの子、独立してん』って言うとったわ。独立ってどないやねん。たかが一人暮らし始めただけやんけ。やっぱ、お前のオカン、無理やわ。』

自分の身内の事を崩されると気分を害する人もいるだろうけれど、母との折り合いが悪いことを何十年と見てきている彼の発言は、私の気持ちを楽にすらしてくれる。

「どないや、住み心地は?縁もゆかりもない場所やけど、すっかり馴染んどんねやろ」。
・・・さすが幼なじみ、よくおわかりで。

「前から聞こう思とってんけど。そこって、お前の男の家の近くなんか?」
・・・今更、そこ、ついてきますか。あ、普通そう思うか。

「めっちゃ近くってわけやない。ほど良い距離」。正直に答えた。

「一緒に住むとか、考えんかったんか?」

「私、もう一度、自分の足で、ちゃんと立ちたいねん。それを実感してからやないと、次を考えたらあかように思うんよね。」

そう言うと、スマホの向こうから、ため息が聞こえてきた。
そして、彼は、こう続けた。

「お前のそういう所、偉いなあ、頑張るよなって思う反面、無理せんでええやんけ、って、甘やかしたい気持ちが起こるんよな」。

「なんやそれ」。

そう言って、私は、スマホ片手に、ベランダに出て、幼い頃から何かと彼の手を借りてきたことを思い返した。

幼稚園の頃のみかん狩り遠足の時、「みかんを食べていいのは1人三個まで」と、決まっていたのに、みかん好きだった私は、「もっと食べたい」と、先生に駄々をこねた。

それを見ていた彼は、自分のミカンを1個譲ってくれた。

それ以来、彼は、私の拗ねる原因や困り種を、いつも解決してくれた。

お互い、彼氏・彼女ができる年齢になっても、彼と私の関係性は、何ら変わらなかった。

彼の彼女のヤキモチから、「あんた、何者なのよ!」と、罵られることもあった。

「懐かしい~っ」。思わず声が出た。

「お前さぁ。年貢、おさめる気ぃないか?」
いつもより少し低めのトーンで、彼は言った。


「年貢?そんなゆとりある生活ちゃいますねん。お代官様に収めれるだけの余裕はございません。」と、笑いながら答えたら、「アホか。何で、お前から、むしり取らな、あかんねん。そうちゃうわ。相変わらず鈍い女やで。面倒くさい」と、彼は呆れた調子で言った。

「鈍い女やて分かってるんやったら、その鈍い女が、一発で分かるような発言をしーな。」

夕焼けでオレンジ色に染まりつつある空を眺めながらそう言うと、「少しは自分の頭を使え。」と言い残し、彼は電話を切った。

彼の口から出た、「年貢を納める」という意味は、詳細に説明してもらわなくても分かっている。

何年か前から、いつか、彼からそういう言葉が出てくるだろうってことを、薄々感じていた。

だけど、彼の元へ嫁ぐ気は、一欠片もない。

理由は一つ。

彼とは、一度だけ肌を重ねたことがある。

「肌の相性が合わないということは、こういうことなんだ。」と、初めて知ったのは、彼との夜だった。

どんなに気心が知れてても、一緒にいるのがどれほど楽しくても、「これじゃダメだわ」と、彼の寝顔を見ながら、残っていた缶ビールを一気に飲み干し、深夜、彼の部屋を後にしたこと、今でも鮮明に覚えてる。

「お腹空いた・・・確か、人参があったはず」。
独り言を呟きながら、彼からの着信履歴を消し、キッチンへ向かった。

























・・・っていう妄想をしながら、作りましたっ🤣
>小学生の時、調理実習で「人参のグラッセ」を作りました。レシピが間違ってるんちゃうか?っていうくらい、くそ不味かったことを、鮮明に覚えています。

本日のレシピ
【スライサーで簡単に!人参のポンマヨ和え】
↓↓↓
材料︰
人参 1本
☆ポン酢 大2
☆マヨネーズ 大1
オリーブオイル 適宜
七味 お好みで

作り方︰
① スライサーで千切りにした人参を耐熱容器に入れ、オリーブオイルを回しかけ、よく和える。

② ①にふわっとラップをかけ、電子レンジ(600W)で1分チンする。

③ ②によく混ぜた☆を入れて和えた後、粗熱を取り、冷蔵庫でよく冷やす。

④ 器に盛り、好みで七味をかけたら完成。
画像→Xperia XZ-1 SO-01Kにて撮影

By 秘密の悪女キッチン主宰♡MIKA♡

✱ 妄想レシピ←書籍化希望。それを引っさげて、マツコ・デラックスさんの番組に出るねん。で、マツコさんに、「あんた、ほんとバカねー」って、弄られるねん✌️
強く願えば、必ず叶う。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


「秘密の悪女キッチン」(←命名︰友人)へ、

ようこそ♡


目の前で、美味しい!と言ってくれる人を眺めながら、背中でピースサインをしている・・・。


そんな光景をイメージして、

あたしは、レシピを考え、お料理をしています。


手の込んだお料理で、大好きな人の胃袋を掴むレシピは、他の先生におまかせして(←必要あらば、紹介しますよー)


「超カンタンやん!」

「洗い物、ほとんどないやん」

「この食材に、この味付け?!」

・・・などなどの【ひみつ】を散りばめた、

「手抜き」とも言えなくもない&副菜レシピばかりあたしのキッチンですが、


あなたも、

大好きな人、大切な人の胃袋を、

このレシピで、鷲掴みにしませんか?(笑)

>ちなみに、鷲掴み実績、あり〼( *´艸`)


*あたしの詳細→http://ameblo.jp/shufu-pennosuke/entry-12255470923.html?frm_id=v.jpameblo&device_id=cfb3c9998dcc416894f33ee95d7c6b90

レシピ作成、商品企画、雑誌掲載、テレビ出演などの依頼は、
mica.hosoi-s10j☆docomo.ne.jpまで。

(☆を@に変えて下さい。)

お料理ゴト、させて頂きます!

🌷テレビ出演🌷
https://youtu.be/L4VZBopMh2I



クックパッドしてます。
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