昨年末にヤフーニュースに出てた身元不明者の情報。
富士の樹海で正座したような格好で亡くなっている５０代ぐらいの男性で特徴が「薄毛で短髪」。
「兄かも！」と妻。
というところから始まった案件ですが、結果的に違うみたいという結論に至りました。
義兄はぼくとほぼ身長が同じぐらいで１７５ｃｍ弱でしたが、樹海の身元不明者は下半身が白骨化しているので正確な身長は分からないが少なくとも１８０cmはあるようです。
半袖のTシャツと長袖のTシャツを着ていたとのことでしたが、順番が先に長袖のTシャツだったようで、その着方も義兄はしないなあと。
決定的だったのが
担当者 「こんな言い方はどうかなと思うのですが、こちらの身元不明者はカッパはげと言いますか･･･」
妻 「うちの兄はM字なので、じゃあ違いますねえ･･･」
はげ方の違いが決定打になるとは･･･。ちなみにそんなに「はげ」てる写真ではなかったのですが、それ自体は否定されませんでした。やっぱりプロが見ると分かるんですかねえ？
ボランティアで捜索している人もいるので、樹海で身元不明者が見つかることは多いそうですが、大概身元の分かるものを携帯しているのですぐ連絡できるそうです。今回の様に全く身元が分からないケースはほとんど無く、そういうこともあってヤフーニュースにも出てたようなのですが、未だに判明していないそうです。うちは違った訳ですが、そういう問い合わせは初めてきたそうで助かりますとのことでした。もし少しでも心当たりのある方は問い合わせをしてみると良いと思います。
義兄も行方不明になってからもう半年以上経ちました。お金も全く引き出した形跡もなく、目撃情報もゼロです。生きてる可能性がかなり低くなりました。
今回はDNA情報を照合するところまでは行きませんでしたが、今後はこういうケースが増えるだろうということで、義兄のDNA情報を警察のデータベースに登録してもらうことになりました。
てっきり義兄の家に行ってハブラシとかを持ってこないといけないもんだと思ってましたが、義母、つまり義兄の実の母の唾液等を採取することでいけるようです。それで親子関係が証明されたら義兄だということで。
え！じゃあ科捜研が来るってこと！？
これはぼくも是非立会わなければ！
宇佐美さんかな？ロタくんかな？まさかマリコさんってことはないよなあ。ま、京都じゃないから･･･。
実際の仕事ぶりを間近で見ることができるので、今から楽しみです･･･(^_^;)