TPPの政府の試算。 | 秀のブログ

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先日、書いた記事に誤りがありました。


輸出が2.6兆円の増加で、

それにまつわる設備投資が5千億円、

輸入では、2.9兆円減る。

そして、安い輸入品を消費する(見込み)経済効果で

GDPが3兆円の増額し、国が豊かになるそうです。



式にしてみます。

輸出2.6兆円+0.5兆円 =3.1兆円

輸入              =-2.9兆円

   3.1兆円-2.9兆円=2000億円

  

輸出>輸入で2000億円プラスになり、

さらに3兆円の経済効果

   3兆円+0.2兆円=3.2兆円

なんと3.2兆円のプラスになるそうです。

素晴らしい!!ブラボー!!!



????

この論理、

「原発は安いよ。こんなお得なものはないよ。」 

と一緒ではないか?

原発の重大事故を想定していない

自分たちに都合のいい数字を

出してきているのと、同じ臭いがする。



食料自給率が限りなく ゼロに近づき、

戦時の兵糧攻めまで、行かなくても、

国内での生産能力が無くなった段階で、

輸入食料の値段をジワリジワリ、

いや、急激に上げられても、


私たちは、買わなければ生きていけない。



「こりゃ大変だ。国内自給率を上げなければ。」

となって、初めて気づいて、

まさに「時すでに遅し」にならないのだろうか?



安倍総理が、 「美しい田園風景」を絶対守る

それを約束すると明言しているが、

本当にそうなんだろうか?

美辞麗句?

「美しい田園風景」は、きめ細かく手入れをしているから、

保たれるのであって、人の手が付かなくなったら

あっという間に、荒れ地になる。

本当に、あっという間だ。



だったら、仮に「美しい田園風景」を維持したいのなら

その費用をちゃんと計算に入れないとだめなんではないか?

兵糧攻めに、遭わないためにも、農業は維持しないといけない。

いざという時のためにも、農産品は作り続けなければいけない。


今の考えだと

国産の農産品は生産するが、売れない。売らない。

といった歪んだ構造が生まれてくるのではない?

その補償はどうなっているのだ。


この試算の中には、

都合の悪い所が、

国民にとってのマイナスが計算されて

いないのではないか?



消費者も、 「輸入品が安く、買えていい。」という

一面的な考え持つべきではないと思う。



私は、グレープフルーツを食べるとき、

栄養価をとるか、防虫剤の毒性をとるか迷う。

何日もかけて、船で運ばれる果物が、

見た目きれいな状態で手に入ることを、

もっと疑うべきだ。



なによりも、

この試算の中には、

人の心が一切入っていない気がする。

物は作ったが、売れない、売らない。では、破棄だ。

「お金で補償するから良いだろう?」

様な考えが見え隠れする。

生産者の心を無視したご都合主義の数字に思える。

「心は金換算できない。」

そう、人の心の傷、痛みは単純に金換算はできない。

だからこそ、余計に、配慮すべきことだと思う。


福島原発事故での、

人々の痛み、心の傷を金換算していないように、

それを、実際に考えたら、

こんな試算なって出てくるわけがない。



3兆円の経済効果

誰が判断するのだ。

これって、「取らぬ狸の皮算用」ではないか?

これほど、不確かに数字はない。

(こういう試算を出してきた人物が

だれだか、絶対わからない。

私がたてましたという人を見たことがない。

なぜなら、責任を負いたくないからだ。

過去においては、大本営発表など。)



つくづく、

「国が言い出す、

数字のマジックには

騙されては、いけない!」と 

強く思う。