そこは宝塚市の山の方で、
大阪湾が見渡せる立派なお宅でした。
悲劇の内容は、施工業者の無知と粗雑な仕事で、
大事な建物に欠陥が現れていることです。
全然、当初の計画・契約通りに行わず、
それを単に「計画・契約通りにやって」と
言っている事に対して、
やれ、予定の材料が使えないとか、
訳のわからない言い訳をして
自分たちの都合にいい様に仕向けていったんです。
お金を定価で請求し、中身を
グレードダウンさせようとしているんです。
加えて、仕事が雑。素人並み。
仕事の事を理解していない様なんです。
大切な仕事をしていると言う思いがあれば、
材料を無駄にしないようにするのが、筋でしょう。
所が、それがない。
「この切り方失敗した!」といって、その材料一式、
無駄にする様な、作業の仕方らしいのです。
緻密さにかけ、行き当たりばったりの仕事、
自分たちがミスした事を繰り返して、
結局、当初予算をつかっちゃったみたいなんです。
それで、追加工事と称して
施主さんより、お金をふんだくろうとして、
それを拒んだら、なんと仕事を途中でやめて、
そのままにして、出てこないんです。
話を伺って、その場所を撮影してきたけど、
それは、それはひどいんです。
ドアノブをつけていない所が80%、
ガタガタの大工工事、
常識外れの換気工事とか、
トイレにペーパートイレホルダーがないとか、
シャワー室には、防水処理をしていないとか、
まあ、本当にひどいのです。
驚くのは、なんと、主洗面所が、
まだベニヤ板張りのままなんです。
勿論、鏡は付いていません。
仕事を投げ出していった証拠なんです。
ひどい話でしょう。
オーナーさんは、そんな被害に遭いたくなく、
建築会社をしっかり、監理してもらうために、
設計管理者をつけたんですが、全く機能しませんでした。
見た目の問題以外に、
素人では判らない問題も発見されたんです。
日本建築検査研究所の岩山氏が発見したのです。
まあ、なんというか、本当にひどいですね。
何度も記してますが、
このお宅の例も、まさに「どうせ素人はわかるまい。」
という考えが根底にあるからでしょうね。
私を含めて、消費者、被害者がしっかり情報を
共有して行くことが大切だと実感しました。
「どうせ素人はわかるまい。」
原発問題と通じるところがありますね。