誰かに嫌なことを言われて、ついムッとする。
激しく怒られて傷つき、落ち込んでしまう。
人の言動に振り回されそうになったとき、
そのマイナスの思いを消す「6秒の奇跡」と呼ばれる方法があるそうです。
以下、「致知」の記事から引用。
自分の欠点とどう向き合うか――
シスターであり、文学博士である鈴木秀子さんのお話から。
人の言動で心が動いてしまいそうになる時、
それを防いでくれる「6秒の奇跡」と呼ばれる方法があります。
例えば、誰かから激しく叱られたり罵倒されたりしたような場合、
「あっ、いま動揺してしまっているな、傷ついたな」
と客観的な目で自分を観察し、6秒間呼吸を整えて心を静めるのです。
そうすれば、マイナスの思いが消えていき、
気持ちを乗っ取られずに済むと言われています。
刺激に対してすぐに反応してしまえば、感情の虜になってしまいます。
自分を冷静に観察するこの練習を続けていくうちに、
人の言うことはそれほど深いものでも
真実に根ざしたものでもないことが分かってきます。
そして「人の目ばかりを気にして生きる自分、
欠点の多い自分であっても、 大自然から生かされている尊い存在なのだ」
という自覚が芽生えてきて、 いつの間にか自分を受け入れることができ、
自分自身と仲よしになっていくことでしょう。
セルフイメージを高める一番の方法は、
このように人間は大自然によって生かされていることを実感し、
それに感謝することです。 人間を生かしてくれるのは大自然だけではありません。
親や学校の先生、友人、隣近所の人たち、
職場の上司や同僚など 多くの人たちの支えがなくては、
私たちは生きていくことができません。
自分に愛情を注ぎ、育ててくれようとした人たちに
思いを馳せてみることも自己肯定に繋がります。
(『致知』2018年2月号 連載「人生を照らす言葉」より一部を抜粋・編集)