吉田松陰は幕末の志士で激しい気性の人物と思われているが
本当はたいへん穏やかで優しい人だったという。門弟たちを大声で
𠮟りつけることも皆無だった。
それは松陰自身が、門弟たちを、ともに道を歩む者として扱って、
決して見下すことをしなかったからである。
これは同じ「師」として学校の教師にも必要な考え方だろうと思う。
生徒は自分と共に道を求めて歩む者であり、今は自分より遅れて
いるとしても、やがてはその中から自分に追いつき、さらには自分を
乗り越えていく進む者も出てくるという考え方である。
以上、「修身教授録」第19講より学んだことでした。