「自転車に乗る。」
それは逆上がりと並ぶ子供時代にぶつかる大きな壁。
という訳で大五郎(仮)にもそろそろ壁にぶつかっていただこうと、ここ最近ずっと「大五郎(仮)~、自転車の練習行こう?」と誘っているのだが、
「あめ、ふりそうだよ?」
「ゆきがふるかもしれない。」
「ひが、みじかくなったから。」
「きょうはふゆしょうぐんだって。」
など何かにつけて天気を理由に一向に自転車の練習に出ようとしない。
負けてなるものかとそれでも食い下がると
「…大五郎(仮)にはまだはやいよ・・。」
と謎の薄幸感を醸し出し引きこもる。
………大五郎(仮)…まだ早いというのならさっきから片時も手放さず、ついにトイレにまで持って行こうとして私から厳重注意を受けたそのSwitchの方が早いのでは?
それはそうと、昔の人(父幸男)はいいました。
「車の免許が本当に欲しかったら先に車を買ってしまえ。」と。
免許を取ったから車を買うんじゃない。車を買ったから免許を取るんだ。
という訳で、先人(父幸男)の教えに習い、今年の正月にお年玉の名目で自転車をまず買いました!!
結果、物欲の忠犬、息子大五郎(仮)は目の前の真新しい自転車を見るや否や「はやくのりにいくよ!!」と脱引きこもりに成功しました。
次回は自転車の練習開始編です…!!
大五郎(仮)の長い、長い……あれを経て…。