息子大五郎(仮)6歳、とうとう子供の歯が初抜けしました。実は抜ける前にもう大人の歯が生えてきてしまい、歯医者さんに相談したところ、抜ける気配がないのであればこちらで抜いてしまいましょう。とのことだったので予約をしたのに、
「え?歯医者で抜くですって!?そんな!!
自分、自然とグラグラ出来るっすよ!やれば出来る子なんすよ!!」
とでも思ったのか何故かそこから急ピッチにグラグラし出す子供の歯。
そして四六時中鏡でグラつく歯を見ては
「あ〜、これは抜けちゃうね。抜けちゃうな〜。」
と何故かうっとりする、謎のナルシー大五郎(仮)。なぜ?
そして…その日は来ました。
保育園に迎えに行くといつもなら「あれ?あそこだけ0.25倍速なのかな?」とバグを感じる程ゆったりとした動きで帰り支度する大五郎(仮)が、この日はまさかの1.5倍速で支度を終えると頬を赤らめ興奮した様子で駆け寄ってきました。そして開口一番、
「ママ!!はがぬけた!!」
!?
そっか〜!抜けたか〜!!よかったねー!!
あーでも、その瞬間、見たかったなー!どんな時に抜けたの?
「えっとねー、おきゅうしょくでねー、
グリンピース、たべたとき、バキッって!!」
……!?え、バキッ!?グリンピースで??
..グリンピースってそんなに固かったっけ?
「は?めちゃくちゃやわらかいよ?」
・・・なら、何故?
帰り道、「ねえ!!みて!!くちとじてても、いきできるよ!!すごくない!?」と抜けた歯の隙間から楽しそうに空気を出し入れする大五郎(仮)に(実は歯が抜けてなくても、息は口を閉じたままで出来るんだよ。あなたは基本鼻呼吸だよ。)と思いつつ、ふと気になったので抜けた歯はどこにあるのか聞くと
「っ!?・・あれ?そういえばどこやった!?」
と慌てて辺りをきょろきょろと探し出す大五郎(仮)。
・・・いや、この辺にはないと思う・・。保育園で抜けたんでしょ?
「あぁ・・・どっかいっちゃった・・。ママにみせたかったのに・・。」
ママもあなたの米粒のような歯をじっくり見たかったよ・・。
因みに行方不明になったと思っていた大五郎(仮)の米粒のような子供の歯は保育園の先生が確保してくれていて折り紙で作ったコップの中に入れて連絡帳に貼っておいてくれました。
先生方に感謝…!!
さて、これで大五郎(仮)も一つ大人になったんだねぇ・・。
大人になった大五郎(仮)は何が出来るようになりたいですか?
(縄跳びかな?自転車かな?ここにきてまさかのマリオメーカー新作コース作りですか・・?)
「ぬけた歯のあいだからうどんをたべる。」
・・・・・・・・・。