お味噌汁を作る際、パックで出汁を取っていたのですが、そろそろいいだろうと取り出す際いつものようにおたまの上でスプーンを使ってギリギリまで出汁を絞り取ろうと押し付けたら、勢いよく押しつけ過ぎて、出汁のパックが「もうあなたに搾り取られる生活はうんざりです!!」と溜まっていたヘイトが爆発したかのように、パックが破れ、そのあっつく熱せられた出涸らしが飛び散りました。
「あっっっっっつうっ!!」
腕にかかる熱せられた出涸らし…。
「ママっ!?何事!?」
ただ事ではない私の奇声にそれまでWiiの桃鉄2011をやっていた娘が台所に横滑りで飛び込んできました。
「だ、出汁にやられた…!!出汁にぃ…!!出汁、マジで熱っっい…!!ヤバイ、出汁ヤバイ…!!出汁…!!」
「え!?…だし…?だし…!?」
パニくり途端に語彙力が低下した私とそれに動揺した娘によってやたらと飛び交う「だし」というワード。
とにかく今は冷やす事に全集中の呼吸で臨みたい…!!
ひたすら保冷剤で冷やす事数十分。大分痛みは引いてきましたが、うっすら水膨れになっているところも…
「ママ…病院、行ってきたら?」
そうだね…。
という訳で近くの形成外科病院で診てもらいました。軽めの火傷なので特に処置する事なくとにかくひたすら冷やして、との事でした。
火傷は一時間以上は冷やしておかないとダメだ学びました。あと、火傷は軽度でもめっちゃ痛いです。
病院帰り、大五郎(仮)を保育園からピックアップし、無事、帰宅。
息子にせがまれ火傷したところを見せると、
「あー、あー、やっちゃったかー。あー、これねー、痛いねー。
これはー、大五郎(仮)が悪いわ、ごめん、ごめん。」
え、何故…?
いえ、大五郎(仮)、あなた、何一つ悪くありません。
0:100でママのせいです。
それに続いて娘、
「違うよ、大五郎(仮)。出汁が悪いんだよ。ママ、もう出汁取らなくていいからね?」
いえ違います。
出汁も何一つ悪くないです。
0:100でママのせいなんです。
なのでこれからもパックの出汁、取り続けます。
因みにこの他にもピューラーでジャガイモの皮を剥いていたらうっかり手のひらの皮も一緒に剥いてしまった時も、うっかり思い切りテーブルの角に足の小指をぶつけて爪が半分剥がれた時も、息子大五郎(仮)は
「あー、これは痛いねぇ。
大五郎(仮)が悪かったわ。
ごめん、ごめん。」
とやはり上から目線で謎の責任感に駆られていました。
何故…?
私の洒落にならないレベルのそそっかしさが原因で将来、身に覚えのない借金とか背負っていないか心配です…。
そうならない様、改めて本当に気をつけようと思いました