基本お願い事には取り敢えず全てノーを突きつけてくる絶賛イヤイヤ期続行中の息子大五郎（仮）3歳。
「お着替えしようね。」
「やだよ。」
「ご飯食べようね。」
「やだよ。」
「保育園行こっか。」
「やだよ。」
「お風呂入ろうか。」
「やだよ。」
「頭洗おうね。」
「やだよ。」
「体拭いてお着替えしちゃおうね。」
「やだよ。」
「ご飯だよ。おもちゃ片付けて食べようね。」
「やだよ。」
……………。
「…💢……こぉの、やだやだ星人がぁ💢キングボンビー星に連れてっちまうぞぉぉお！！💢」
「やだぁぁぁあ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」
と最終回には朝から滾っていた私のマグマが大噴火を起こします。
余談ですが、今娘と息子の中で一大ブームを巻き起こしているのがWiiの「桃太郎電鉄 2010」。なので大五郎（仮）の今最も恐れているのがキングボンビー星に連れていかれることなのです。
とにかくこうなってしまったら最後、天岩戸に閉じこもった息子の機嫌はもう時間でしか治せません。
てか、毎回ギャン泣きする時の海老反りっぷりが凄いですが、背中大丈夫ですか？
手綱を引けばひくほど暴れ出すウチの最強暴れ竜、大五郎（仮）。時期が来れば落ち着くとは言え、このままでは毎日天岩戸に閉じこもる息子が出てくるまで、踊り狂わなくちゃいけない…。何かいい方法はないか…。
そんな時、いつものようにおもちゃに夢中で中々夕飯を食べに来ない息子大五郎（仮）にふと、
「いらっしゃいませー！いらっしゃいませー！ママレストランですよー！いらっしゃいませー！」
と呼びかけてみた。しかし
「…………………。」
ちらっとこちらを見るだけで乗ってこない大五郎（仮）。思わず、
「お客さん、誰もこない…。」
と心の声が漏れる私。すると、
「お、お店行きますよー！お客さんいますよー！」
と慌てて席に着き出す大五郎（仮）。
！？
これは一体どう言うことか…。とにかくこのまま続けてみることに。
「あー！よかった！お客さん来てくれた！！
いらっしゃいませー！今日のメニューはこちらです！どんどん食べてくださいね！」
「あーーい！！いただきます！！」
素直にパクパクと食べ出す息子大五郎（仮）。
途中、遊び始めたら「…これ今日始めたばかりの新メニューなのに、誰も食べてくれない…。」と構ってアピールをすると「うわぁ！美味しそう！いただきます！」と食べ始めてくれる…。
……そうか…天岩戸から息子を出すには踊り狂ったり、大噴火するんじゃダメだったんだ…！暴れ竜の手綱、それは、面倒臭い構ってちゃんになることだったんだ……！
……………………………………。
いいのか？それで。
と言う疑念は残りつつ、着替えをする時も、トイレに行く時も、頭を洗う時も、etcにおいてこの「いらっしゃいませー！」からの「誰も来ない…。」戦法を使ったところ8割方の成功を収める事が出来ました…！「息子ホイホイ」ここに完成です。
ポイントはいかに相手の良心の呵責に訴え、面倒臭い構ってちゃんになるかと言うところです。
皆様も是非お試しあれ…！（笑）