そういう年頃なのか、そういう性格なのか分からないが早くも娘が厨二病を拗らせている。「クレヨン出しっぱなし!片付けなさい!」とちょっと言おうものなら「傷つく事言わないで!」とすぐにふてくされて部屋に篭る。
これで傷つくとかどんなメンタルなんだ…
これで傷つくとかどんなメンタルなんだ…
そして数分後、娘の部屋の扉の下からスッと出された難解過ぎるメッセージ…
スペアポケット…?
どうしろと…?
ってかあなたのスペアポケットからは何か恐ろしい不思議道具が出てきそうだよ…
何にせよ、私にこれを渡されても何も出ません、出せません。ママえもんは昭和生まれのアナログ人間ですから。
更に数分後、弟を介して渡された第二のメッセージ…
………あなたの人生をかけて学んだ漢字…
……少なっ………!!
…え、マジでこれだけ!?あなたの頭の漢字の占める容量、私のスマホのその他並みだよ?その他だよ?最早何にも属してないレベルの占拠率だよ?
ちゃんと勉強してるよ!という娘なりの償いなのか、それともこの乱雑さ、何かの暗号なのか…あと、パラレルワールドに行った時に見た、みたいな字、多くない!?「弓弓」(真ん中左)とか、「開」とも「閉」とも取れるような字(真ん中辺り)とか…てか、よく見るとどれもパラレルフォントに見えて、この渡された用紙自体がもう都市伝説感半端ない…
数十分後、未だ部屋に篭って出てこない娘の様子を見に行くと、ベッドでスヤスヤと寝てました…。
どんなメンタルなんだ…
…あれ…私…もしかしてパラレルワールド行ってたのかな…?