娘達へ誕生日やクリスマスなど毎年イベント毎にプレゼントを贈ってくれる、デュエルマスターズでもうずっとお世話になっているデッキー役の佐藤せつじさん。贈り物のセンスはピカイチで過去には私にもフチ子さんや手作りデッキーをプレゼントしてくださり、それ以来我が家の守神です。
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因みにフチ子さんの台座になっているウサギらしきものは娘が保育園に自分の干支(兎年)を工作したものです。

 毎年クリスマスには子供達の欲しいものを事前にリサーチ。Amazonのオススメにはいつもこの時期おもちゃで埋め尽くされるデッキーサンタさん。去年は娘には一輪車。息子にはアンパンマンの黒髭危機一髪的なおもちゃをくださいました。ドンピシャの贈り物に喜びの舞をしだす子供達。毎回その舞を動画に収めせつじさんにお礼と共に送信。恐縮する私に「娘ちゃん達のお礼の動画が楽しみでつい…。勝手にやってる事だから気にしないで💦」とはにかむ男前デッキーサンタ、せつじさん。
そんな最早娘達のあしながおじさんと化しているデッキーさんから先日、何やら素敵な贈り物が届きました。「デッキーからだよー!」と言うと秒で飛びつく娘達。いつもこれくらい素早く私の声に反応してくれる事を切に望みます。
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そして物の数分でダンボールはこんな無残な姿に…。
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いつも喧嘩ばかりしている姉弟が強靭な結束力を見せる瞬間です。
その結束力を他にも生かして欲しいと切に望みます。
あと、ここまでぶちまける必要ある…?
爆発したの…?

そして、その中にはこんな素敵なメッセージと贈り物が!
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大事に育てると1ヶ月後に卵からUMA(ユニコーン的な)が孵り、更にその後、性格も育てていけるらしい情緒が乱れがちなうちの子達にぴったりの画期的なおもちゃ、その名も「おっきな うまれて!ウーモ」!!
ありがとうございます!あしながデッキー!!
お礼の動画に言葉を添えてっと…送信!

「娘ー、それ1ヶ月大事に育てると卵から孵るんだって〜やってみ、よ、う…」

……か…
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……孵ってるぅう!?1ヶ月掛けて育む情緒がものの5分でぇ…!?

混乱する私を嘲笑うかの様に無理矢理殻を剥ぎ取られたウーモは「バビュビュビューミャミャミュッ◯△◇✖️◎!!??」と一切の解読を許さない奇怪な鳴き声をあげながら狂ったように首を長くしたり短くしたりしてこちらを不安にさせる…。
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開封5分でもうこの壊れてる感……
どうすれば…?…こんな時は…教えて!Google先生!!

検索【ウーモ 卵から無理矢理孵させてしまった。】

すると流石Google先生。私を色々と導いてくれる模様。なになに…?

【ウーモは何度でも羽化させる事が出来ます。】

…!?…マジか…!まさかの何度でも生き返るアンパンマンシステム…!どうすればいい?方法は!?教えてGoogle先生!!

【ウーモが何度でも羽化させられると言うのは賛否両論があり…】

…うん…まぁ、そうかも知れないが、今知りたいのはそれじゃない、その倫理を語る前にしたい事があるんだ、Google先生…!!と検索を続ける私に娘からスッと差し出される取り扱い説明書。
「ママ、ここに書いてあるんじゃない?」
……そうでした。基本取り扱い説明書は読まないと言うのがポリシーの私にとってアウトオブ眼中でした。仕方が無いので今回はポリシーに反し読むことに。そこには

【ウーモを卵の中に戻し、眠らせてから卵を閉じる。】

簡潔かつ丁寧な説明がなされていました。簡潔過ぎてうっすら狂気を感じる程です。

その通りにすると卵の中で寝息を立て始めるウーモ。生まれてたった五分ではあるがその思い出をリセットされるウーモ。賛否両論、分かる気がする…。命に代えはききません。

その後説明書通りに卵を転がしてみたり、コンコンっとノックしてみたり…。こうやって1ヶ月後にはまた生まれ変わったウーモに会えるのかぁ。気持ちを新たに大切に育てるんだぞ、娘達。
ところが、10分程すると何やら卵の中が騒がしい。軽快なメロディと共にドクンドクンと心臓の音が響く。

「なにこれ…超怖い…復讐でもされるのかな…?」

基本私の考えはネガティブです。

そして、軽快なメロディの高鳴りと共に「バビュバビュビュゥウ♫ピィヤピッピュ◯△◇✖️◎!?」とまたもや一切の解読を許さない鳴き声をあげ、卵を自らぶち破り飛び出すウーモ。

…ぎゃぁぁぁぁぁあ…!!
って、え?う、生まれたの…?早ない?1ヶ月ってこんな短かかったけ?ずっと家だから、なんかもう時間の感覚に自信がない…が、流石に早ないっ!?!?

混乱する私を置いて、今度は可愛いのかダミ声なのか分からない独特な声で自らハッピーバースデーを歌い出すウーモ。
この一連に狂気を感じずにはいられなかったが、一応ここまでは説明書通り…。

その後も瞳の色で感情を表すウーモだそうだが、ひとしきり真っ赤な目で唸った後、ハッピーの黄色、悲しみの青、からの腹ペコ紫を繰り返し完全に精神が崩壊していた…。(の様に見えた。)

1人慄く私を他所に娘達は「可愛いーー!!」と大はしゃぎ!抱きしめたり、付属の苺をあげたりと早速お世話を始めていた。何故10分で孵ってしまったのか謎だが、是非この後丁寧に性格も育てて欲しいと思います。

何はともあれ、ウーモのお陰で退屈していた娘達に笑顔が咲きました。
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因みに息子大五郎(仮)は殊の外このメッセージカードが気に入った様です。
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あとやるかなと思ってましたが、やはり殻を被って後日カリメロになっていました。
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あしながデッキーサンタさん!本当にありがとうございました!!