…子供ってなんでこうお風呂が嫌いなんだろう…。
どんなに汗をかこうが、汚れようが、あの手この手を使ってなんとかお風呂に入らないよう策を練る….。普段喧嘩ばかりの娘と息子大五郎(仮)もこんな時だけは結託し、いかにお風呂は必要ないかをプレゼンしてくる。
そしてこんな時つくづく思う。「しずかちゃんって凄いんだな。」と
とにかく、こんな時はコレ!「バスボム〜!」
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もので釣るのは良くないと私の賢者、Google先生も言っていたが、そうも言ってられない時もある。この休校中はいかにお互いHPを無駄に減らさないかが鍵なのだ。
今日のバスボムは皆大好きポケモン。因みにクレヨンしんちゃんバスボムは私のです。
本当は一回のお風呂につき一つにしたいのだが、そうすると2人のうちどちらのバスボムを今日にするかで壮絶な姉弟争いが起きもうお風呂どころではなくなってしまう。
大事なことなのでもう一度言います。我々は無駄にHPを減らさない。
なので1人一個ずつ開けてもいいことにしました。

息子大五郎(仮)はピカチューを、娘はイーブイを御所望。
そして息子はもうピカチューが出ると謎の自信に満ち溢れている。
「ピカチューが出るかは分からないからね?」と何度言っても
「え?出るよ?」とその自信は揺るがない。
……しかし得てしてこういう時ほどお望みのものは出てこないものだ。
 息子大五郎(仮)、2歳にして現実の厳しさを学ぶのか…!?

バスボムを入れるのは頭と体を洗ってから!という私との破ると鬼より怖い誓約を交わし、いざ!バスタイム!!
 誓約通りお風呂に入るなりちょっ速で頭と体を洗う2人。よしよし。そしてお待ちかねバスボムタイム!!

ザパーン!!
ザパーン!!

二個いっぺんともなると泡ぶくの勢いがまるでマグマのようです。バスボムの香りも2倍立ち込める中、少しずつ上がってくるポケモン達…さぁ!何がゲット出来るのか…!!

娘【ヒトカゲ】!!
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イーブイではなかったものの「あ!ヒトカゲだ!これも好き〜!」と満足気な娘。よかった。って名前よく知ってるね。

さぁ、続いて息子大五郎(仮)はどうだ!!

息子大五郎(仮)【フシギダネ】!!
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……やっぱり……まぁ…現実なんてそんなものだ。
逞しく生きるんだ、息子よ…!

しかし息子はジッとフシギダネを見つめたままポツリ。
「あれ?これピカチューじゃない?」

……息子、2歳にして現実の厳しさよりも先に現実逃避を覚えました…。

「大五郎(仮)、それ、ほんとにピカチュー?」
と心を鬼にしていう私に
「え?ピカチューだよ?」
と尚もすっとボケる息子大五郎(仮)だったが「ピカチューだよ、これ。ほら!ピカチュー!ピカ…チュ…ウ…」やがて押し寄せる現実。そしてついに「これピカチューじゃないか。」と下唇を噛みしめながら現実に戻ってきた息子大五郎(仮)。

「ピカチューじゃなかった…」と尚も現実を受け止めきれない息子大五郎(仮)に「それ、フシギダネだよ!めっちゃ人気あるよ!?」とフォローする姉。
いつも弟にマウントとってばっかりだけどいいとこあるじゃん。
と思っていると、
「それお姉ちゃん、欲しかったやつだからいらないならくれる?」
フォローでなくガチでした…。
何はともあれ娘のお陰で息子の中でフシギダネの株価が急上昇し、そのあと片時も離しませんでした。
因みに後日、私のしんちゃんバスボムをザパーン!!
母【ぶりぶりざえもん】!!
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念願のぶりぶりざえもん!
気を抜くといつのまにか子供達のおもちゃ箱に入れられるので私も片時も離しませんでした。