先日お墓参りも兼ねて久しぶりに実家に行ってきました!
幸男ファームはさらに拡大を遂げ、作物だけでなくチューリップも植えておりました。
我が家の鳩が飛び出してくる思い出の時計がいつのまにかしんちゃんのお尻が振れる時計に変わっていました。相変わらず謎の新鮮野菜の旗はリビングで幅をきかせておりました。
更にあげた覚えのないしんちゃんTシャツが…。めっちゃ可愛い。
どうしたのかと聞くと、
「この間、紳士服の青山行ったらよぉ、あったんだよ!!これだっ!!って思ってよぉ、買ったんだよ!!」
「へ、へぇー、そうなんだぁ。紳士服青山に?」
「白もあったからよぉ、どっちにしようかなーって思って試着したんだけど、」
「試着したんだ…」
「やっぱ紺だろっ!!って思ってこっちにしたんだよっ!!畑に行く時とかいいよな!!」
「そ、そうだね!!」
千葉のとある畑でこれ着て農作業してる70代男性がいたらそれは父幸男です。
因みにその上に匂わせみたいに飾ってある賞状と写真は父が昔民謡のコンクールに出た時のもの。
この時私も一緒にくっついて行ったのだが、「まぁ、入賞はしないな!」と思った父は発表を待たずに会場の駐車場に停めてある車へいそいそと帰りの荷物を運んでいたら
「小林幸男様〜!!小林幸男様〜!入賞しておりますので、すぐに壇上へ向かってください〜!!」
と駐車場まで響き渡る館内放送がかかり、慌てて壇上へ向かったという思い出があります。
そんな父はそれから名取りになって「鳴海藤幸」という名でしばらく民謡教室を開き先生をやっていましたが、今は畑とバイクで忙しいらしく中々三味線も民謡もさわれていないそうです。
因みに以前ブルンブルンとバイクを震わせながら我が家にやってきたフル装備バージョンの父。