「ぼっち」かどうかは、他人が決める事ではない・・・みて~なハナシ | しゅ~る之助の新々観察ラン日記

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「下京のジョージ・クルーニー」を自称する、坐禅と観察ランで、                                        京都の街をしぶとく生き抜くおじさんの日記です。

 

先週みゆきと図書館に行った時、たまたま返却済本トレーに↑この本があったので、借りた・・・。

 

図書館に行った時、僕が最初に見るのは、この返却済本の整理前のトレーに並んでる本である・・・d(^O^)b

 

って~のも、最近返却された本であるから、最近まで誰かが借りてた本であり、面白い可能性が高い、と思ふのである。

 

去年読んで、めっちゃ面白かった梨木香歩の「家守奇譚」も確か、返却済トレーにあった本だったと思ふ・・・。

 

今回借りたこの「孤独こそ最高の老後」は新書版で193頁やから、一気に読めると踏んで借りた・・・。

 

次に控えてる「眠れないほどおもしろい 密教の謎」にかかる前の、ウォーミング・アップのつもりでね・・・。

 

確かに二日で読めたが、もっと「孤独」というものの哲学的意味とか、精神的な構造とか、そういう内容を期待してたのだが、割と実務的な内容だった・・・。

 

それはそれで、参考になるところは随分あった・・・。

 

例えばエンディングノートの書き方とか、遺言状の正しい書き方とか・・・^^;

 

何度かこのブログでも書いたが、うちのマンションに1人暮らしと思われる高齢のおっさんがいて、よくエレベーターで一緒になる。

 

ちょっとした挨拶程度の会話であるが、おっさんは標準語で話すので、関東方面から引っ越してきた人やと推測した。

 

よく聞く、「定年退職後の京都独り住まい」って~感じやね。

 

「一人暮らしですか?」とも聞けないので、あくまでもわしの妄想である・・・。

 

このおっさんしょうちゅう出かけていて、梅小路公園などの近場を、一人で歩いてるところを、よく見かける。

 

いつ見かけても一人なので、僕は密かに「ぼっちじ~さん」と呼んでいる・・・。

 

僕は勝手に「定年後のひとりぼっちの京都暮らしは、けっこう寂しいやろうな~」と密かに思っているのだが・・・。

 

この本によると、「孤独」の受け止め方って~のは「40歳台や50歳台」の時と「還暦」を過ぎた以降とは、かなり違うと書いてあった。

 

世間一般の人と比べて、自分の境遇を孤独だと思ふのは、まだまだ未熟者であって、「所詮人間は一人で生きて一人で死ぬもの」って~覚悟を決めれば、なんともなくなる・・・って~書いてあった。

 

その覚悟ができるのが、還暦からで、それまでは、どうしても家庭や会社の中にしがらみで、なかなかその境地に達せない・・・。

 

確かにそう言われれば、僕が京都で単身赴任を開始したのが40歳台で、「鴨川の鴨でさえ家族と一緒なのに・・・」と孤独を感じたものだ・・・^^;

 

平日は、会社の人たちと話をするので、何ともないが、土日になると、話す相手もいね~ので、孤独感は一層つのったものだ。

 

だから、その時の自分を「ぼっちじ~さん」に重ねて観てるので、そう思うだけで、実際は「ぼっちじ~さん」は、全く孤独を感じてね~のかも・・・。

 

そう思うと、おっさんのことを「ぼっちじ~さん」と呼ぶのも止めた方がえ~のかも知れね~・・・。

 

僕はみゆきと住んでいるので、孤独ではないが、心構えとして「孤独を恐れず、所詮人は一人で生きてくもの」って~覚悟は持ってたほうがよさそうである・・・d(^O^)b

 

幸い、やりたいことはたくさんあるので、退屈もしてね~し、残りの人生を、健康で、自分のやりたいことを、存分に愉しめれば、と思ふ・・・d(^O^)b

 

さて、先日あるサイトで、いわゆる「シルバー川柳」を見て、ふと身につまされた句があった・・・。

 

最初は、その句の内容を物語風に文章にして書いてみよ~かと思ったのだが、みゆきに相談して「漫画を描いてくれね~か」と頼んだら、そっこうで書いてくれた・・・d(^O^)b

 

それが、これである↓

 

 

そして、その句とは・・・。

 

「片足で 靴下履けない 歳になり」・・・である^^;とほほ。

 

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