「妖怪おばば現る」と映画「パッチギ!」 | しゅ~る之助の新々観察ラン日記

しゅ~る之助の新々観察ラン日記

「下京のジョージ・クルーニー」を自称する、坐禅と観察ランで、                                        京都の街をしぶとく生き抜くおじさんの日記です。

 

今朝も、無事朝ランを走ってきた・・・。

 

今朝は「青龍コース」だったので、梅小路公園から、鴨川に向かったのだが、最近は全く通らなくなった「日観ラン御用達」の雨天練習場「駅前ポルタ」を走った・・・。

 

目的は、中央広場の今年の「クリスマス・オブジェ」の観察である・・・。

 

 

センスは悪くね~けど、今年は随分地味やな~・・・と思った。

 

今時はむしろ、ハロウィンの方が派手なのかな~・・・ハロウィン嫌いやけど・・・(-_-;)

 

そのアト、鴨川沿いを走って市比賣神社に行ったら、ど派手な妖怪おばばが、「がらがら」と大きな音を立てて、手水場でうがいをしていた・・・。

 

このおばばを市比賣神社の境内で観たのか二回目で、最初はじじ~かと思ったぐらい妖怪めいているのである・・・。

 

来ているのはグリーンの派手なセーターに、銀ラメのベストである・・・。こんな悪趣味なセンスのおばばは、京都ではあまり見たことがない・・・。

 

そ~テレビでよく見る「大阪のおばちゃん」・・・って~恰好である。

 

で。市比賣神社の開門(シャッターが開く)が午前6時45分ぐらいなのだが、開門と同時に境内に入っているようだった・・・。

 

何せ、「がらがらがら」と大きな音をだしながらうがいをして、ぺっと水を吐くその音も大きくて、静かな境内に響き渡っているのだ・・・。それは何回も繰り返すのである。

 

正直、ちょっと気持ち悪い・・・。

 

で、うがいを済ませたら、境内に祀られている摂社にお参りし、最後に本殿に向かってお参りするのだが、その鈴の音の大きいコト!

 

親の仇のよ~に、紐を降るので、境内中に大きな音が響き渡るのである・・・。

 

「うっせ~おばばやな~」と、小声で悪態をつきながら、ご神水を汲んでいると、やがておばばが境内から出ていく雰囲気を感じた・・・。

 

その妖怪おばばが境内を出て行ったアト、僕もご神水汲みとお参りを済ませて、境内を出ると、おばばが前方遠くを歩いている・・・。

 

と、その姿をカメラに収めよ~かと思って、カメラを取り出したら、ふっと姿が消えたのであった・・・。

 

慌てて、その地点に向かって走って行ったら・・・。

 

「〇〇美容院」って~看板のかかった家のシャッターが開いており、その中に銀ラメのベストが見えた・・・。

 

下町の路地にある美容院のマスター、ならま~あんな大阪おばばの服装センスもありうるかな~・・・と、思いながら店を前を通り過ぎ、角を曲がりながら振り返ったら・・・。

 

その妖怪おばばは、店の前に立って、僕の方をじ~っと見つめていたのであった・・・。

 

そのうち画像を撮って、このブログに載せて~と思うので、「妖怪おばば」と形容する僕の表現が「大げさ」なのかどうか、教えていただきて~と、思っている・・・。

 

この妖怪おばばを見たい人は、市比賣神社に午前6時45分ごろ行くと、必ず見られるので、観たい人は是非どうぞ!(って~いるはずね~か^_^;)

 

話しは変わるが、先日DVDで「パッチギ!」を観た・・・。

 

 

勿論初見ではないが、最近の沢尻エリカの事件から、「そ~言えばパッチギに出てたよな~」と思って、見たくなり、再見したわけである・・・。

 

今さらながら、この20年前の沢尻の可愛さ異常なぐらい可愛かった・・・。ひょっとして、あの頃が沢尻の人生のピークだったのでは、と思える程であった・・・。演技も上手いし、凄かったんだね~・・・。

 

で、若くして人生のピークを迎えて、アトは落ちてくばかりの自分の惨めさに、耐えきれず薬に手を出したのか、って~妄想してしまう・・・。

 

見返してみて、わかったのは高校生役に「小出恵介」や「桐谷健太」や「ケンドーコバヤシ」が出ていたことだ。

 

大人役の人たちの中にも「オダギリジョー」や「真木よう子」や「加瀬亮」など、え~役者がけっこう出ていたことも、驚きだった・・・。

 

そして、今回思ったのは、20年京都に住んでみて、この映画を観ると、殆どのロケ現場がどこなかの特定できたことだ・・・。

 

前回分からなかった、九条大橋のにある細いも~一本の橋(東九条の住民たちの生活道路)や最後の喧嘩の原因となる朝高生が死ぬ事故現場が、市バスの壬生車庫の近辺であること・・・。

 

昨日も書いたが、僕が京都に住んで20年経った証拠みて~なものをこの映画から感じた・・・。

 

「越えられない民族同士の壁」を必死に越えようとする若者の苦悩と葛藤を描いた秀作であるが、改めてみて、めちゃ面白かった・・・。

 

ただ、あの頃はまだ「韓流ブーム」の真っ最中だった頃だったが、昨今の険悪な関係にある日韓の風潮の中では、とても上映できね~かも知れね~な~・・・。

 

或いは、だからこそ上映すべき、って~意見も当然あるだろうし、僕もそ~思うのだが・・・。

 

それにしても、沢尻エリカ、か~いかったな~・・・。是非復活して欲し~女優だよねd(^O^)b

 

酒井法子の時は、そこまでは思わなかったけど・・・d(^O^)b