ども。

 

そういえばバイトに応募した件を書いてなかった。

これから草刈りで小銭を稼ぎたいと思っているのだが、

こちとら江戸っ子で実家が農家だったり山を持っているわけでもない。

そのため草刈りや樹木の剪定などの基本が全くわかっていない。

 

道具は調べればいくらでも買うことはできるが、

まずはやってみないことには始まらないだろうと

アルバイトに応募してみたわけだ。

 

幸いにも50歳・未経験でも間口は広く応募はできた。

応募先はメインが建築業ではあるが太陽光パネルを扱っており

設置先の草木が伸び依頼が殺到して人手が足りない、

という流れで募集が出ていたようだ。

 

一般的な草刈りは造園業がメインで行う。

5〜6人くらいの小さな会社が庭の手入れとセットで引き受けて

1日かけて終わらせるみたいなイメージだったが…

 

翌日、気付いたら着信があったので折り返した。

相手は太陽光パネルの社長である。

40代の落ち着いた感じのおじさん。

 

「折り返しのご連絡ありがとうございます。

応募いただいた草刈りの件でお電話しました。

少しお時間大丈夫でしょうか?」

 

ここからザッと応募の経緯や現状を話す。

なんか半分面接を受けているような感じだった。

 

「それで今は前職のつながりで映像制作の手伝いをしていまして

すぐには出来ないのですが7月から週1,2くらいで慣らさせて頂ければと。

素人なもので暑さや体力面でどのくらい負荷がかかるのかわからないので。」

 

 

「あーーそういうことですかぁ。うーん」

 

急に考え込む太陽光社長。

 

「うちで扱っているのがメガソーラーでして、

場所はほとんどが関東近郊なのですがとにかく現場が広いもので

月曜に行って金曜に帰ってくるスタイルなんですよ」

 

 

そう。通いではないのだ。

おっさん3〜4人が現地の近くに宿泊して4泊5日で

徹底的に草を刈り倒すシステムとのこと。

 

「そんな感じなので2日で帰るってのは出来ないんですよ。

例えば一週間だけお試しでやっていただけるのであれば、

私から担当者に話を通すことはできますが…」

 

さすがに平日5日間のビジネスタイムに

全く連絡が取れないってのは厳し過ぎる。

仕方がないので丁重にお断りすることとなった。

 

「双子パパさん、今の仕事が落ち着いたら

いつでもこちらに電話くださいよ。お待ちしてますので。」

 

こちらがまともなおっさんだとわかったからか、

太陽光社長は最後のフォローも忘れない気配りを見せてくれた。

そしてこのやりとりを受けて色々とまた考え直した。

 

復帰当初は、

前職のつながりの映像制作、

日経先物のトレード、

草刈り(アルバイトから自営業へ)

この3つの仕事を33%ずつの割合でできるように

調整していくことを目的、理想と考えていた。

 

しかし今現在は、

前職のつながりの映像制作 70%

日経先物のトレード 15%

草刈り 2%

 

平日の大半が映像制作の連絡や準備に追われている。

合間を見つけて先物の取引を何とかやっているが

収入はそこそこあるが全く集中できていない。

ちょっと油断したら脇腹をブスリと刺されるくらいガードが甘い。

そして草刈りに関しては機具の目星を付けたり、

YouTubeを眺めてただただ羨むばかりで動いたのは今回が初。

 

 

 

 

 

いかんよね。

 

サラリーマン当時の月給が貰えているわけでもないのに

こんなに時間や労力を割いていては引退した意味が全くない。

この大物案件は最後まで走り切らなきゃならんが

その後は大幅な調整が必要だな。

 

前職のつながりの映像制作 20%

日経先物のトレード 25%

草刈り 35%

 

 

こんなもんだろ。

合計が80%じゃねぇかって?

残りの20%は家族や友人と過ごして人生を楽しむ時間。

そのために金と引き換えにこの道を選んだのだから。

 

では、良い余生を!