普段必要と全く思わないカーナビには、
どのような役割があるかを
考えてみました。
自動車乗車で、最終目的地に最も効率的に到達することを
手助けする機械であるといえます。
めったにない機会、
遠方に行く時、仕事等確実な目的を持った時には、
効果的な道具ではあるが、
近距離で、抜け道や通りやすい等、すでに勝手知ったる道や
旅行などで、寄り道等が苦にならないときには、
カーナビを必要としないのが、現状です。
カーナビは、
最終目的地から、逆算して予定を考える力を
人間から奪っている機械であると、感じました。
だから、値段をかけてまで、購入するのは
あまり好きになれないんだよな、カーナビ・・。
そんなことを常日頃から思っていると
仮説思考力トレーニング、
「結論から考える」を参考に考えていると、
面白い例が・・・。
それは、一人旅にお薦めな、人間くさいカーナビ
「とりあえずGO5号」です。
いくらだったら、買うかなあ・・。
どのような会話が続くかというと・・・。
A君「よし、じゃあ出発しましょう」
5号「マズハ、トリアエズ ハッシャ シマショウ」
A君「あれれ??ナビは目的地を最初に入力するんじゃなかったけ」
5号「トリアエズ、コクドウマデ デマショウ」
A君「いいのかなあ・・。本当に、とりあえずで・・」
5号「コクドウニ デテカラ カンガエマショウ」
A君「わかったよ。じゃあ発車する。今日は名古屋あたりに行きたいから、
栄を目的地にセットして」
5号「ワカリマシタ」
A君「ナビだからルートと予定時間が出てくるんだよね」
5号「ジョウホウガ タリマセン アツメマスノデ 10プン マッテクダサイ」
A君「おいおい、ナビだろう・・。普通はすぐに答えをだしてくれるんじゃないの・・
少しぐらい違ってもよいから、それじゃあ全然見込みがたたないじゃない」
5号「デモ ジョウホウガ タリナインデス」
A君「わかったよ、仕方がないなあ」
(10分経過)
5号「ルートト ジカンガ デマシタ」
A君「あれ、これ高い高速を使うルートじゃない。給料日前でお金がないから、
なるべく一般道を使ってほしかったんだけどなあ」
5号「ダッタラ モットハヤク イッテクダサイ」
A君「だから、少しぐらい違ってもいいから早く教えてくれって言ったじゃない。
まあ、仕方がないから、行きは高速で行くよ」
(しばらくして)
5号「ヒダリゼンポウカラ マツリバヤシガ キコエマス チョット ヨッテミマショウ」
A君「本当かなあ・・。でも、面白そうだからちょっと行ってみてくるか・・。」
(30分後に元のルートにもどって)
A君「面白いお祭りだったね。さてどうすればいい」
5号「・・・・・・・・・」
A君「次はどっちに行けばいいの?」
5号「・・・・・・・・・」
A君「ねえ、どっち??」
5号「モクテキチヲ ワスレマシタ」
A君「栄だよ、栄。まったくやんなるなあ・・」
(しばらくはナビの言うとおりに走って、順調に目的地に走っていたが、
急に渋滞になった)
5号「ゼンポウデ ジコガ アッタヨウデス」
A君「どうすればいい??」
5号「オリテ ヨウスヲ ミテキテクダサイ」
A君「本当??じゃあ行ってくるよ」
(もどってきて)
A君「なんかだいぶ前の車が側溝に落ちたみたい。その車の
前後の人たちで動かそうとしているけど・・」
5号「デハ テツダッテキテ クダサイ」
A君「うそだろ?他にも行き方はあるんだから別の道を
行ったっていいんじゃないの?」
5号「ハジメニ ソウキメタンダカラ ソウシマショウ」
A君「ええっ!?」
想像は面白いねえ・。
ロボット、ペットを飼っている感覚に近いものがあるかも・・。
旅行だと、その行程が楽しみということも多いので、
悪くはないと思いますが、
一般的には、正確に役割を実施していないから、問題があることが多いのでは。
ちなみに、これは、
人間がある目的を達成するために行動を開始した時に、
いかに無駄な行動をしているかの教訓です。
様々なことに置き換えてみると、応用、ヒントが効いてきます。
その話は次回にて・・。