あんまり長々と試合経過や詳細を書いても意味がないと思うんで
二点だけに焦点を絞って綴りたいと思います
青木真也選手は、やっぱり世界トップクラスのMMAファイターだ
という点と
レフェリーのマリオ・ヤマサキは、俗にいうアリー猪木状態で
青木選手が尻をついた状態から前へ前へとでているのに
それを阻止するかのように止めスタンディングを命じたのか
これだけについて書きたいと思います
まず青木選手なんですけど
1、2ラウンドは様子見だったんだとは思いますが
それでもギルバート・メレンデズをグラウンドに引き込んだ場面もあり
それだけでなく、青木選手のフル・ガードに捕まったギルバードは
すぐに金網に青木選手を押し付け、距離を潰してのパウンドをだしてきましたが
これをちゃんと想定していた青木選手は、この金網際の攻防でもしっかりと先を読み
すかさずスタンディングに戻したりなど
とにかくギルバードがやってくる事はちゃんと全て読んでいたと思うんです
初めてのアメリカでの試合で、初めてのケージで、しかも違ったルールで
これだけ落ち着いて対処できるファイターは、やっぱり超1流だと思うんですよぉ
更に、わたしが流石と唸ったのは3ラウンド目なんです
このラウンドで一気にギアチェンジをした青木選手が
執拗なまでにタックルに入ってテイクダウン、または引き込みを狙ってきたんですよぉ
そして巧く引き込んで、一瞬腕十字の体勢にはいったんですが
こういったタックル、切られても引き込む、そして下から関節技を狙う
というグラップラーなら当たり前の攻撃パターンを
あれだけスリリングに魅せられる選手は
やっぱり青木選手しかいないと思うんです
少しでも気を抜いたら仕留められるぞぉ
捕まってしまったら、グラウンドに持ち込まれたら、もう最後だぁ~
みたいな危険度がガンガンに高いから、観ていてハラハラドキドキする
下から腕十字の体勢に入りそうになるだけで、ギルバートのファンは恐怖で叫ぶ
観ているファンを、そんな心理状態にもっていける
ひとつでも間違いを犯したら終わりだぁ~みたいな雰囲気を醸し出せるのも
やっぱりずば抜けた技術をもった青木選手だからだと思うんですよぉ
こうった希有なファイトスタイルとオーラをもったファイターは
そんなにいないと思うんですよねぇ
ですからプロ・ファイターとして
青木選手に魅力を感じないプロモーターはいないと思うんです
しかも、結局5ラウンドかけても
ギルバートは青木選手を仕留められなかったという見方もできると思うんです
まぁ、プロ・スポーツは勝敗がすべてという意見も判るんですが
これでシンヤ・エイオキ株が暴落したとは、どうしても思えないんですよねぇ...
さて、次はマリオ・ヤマサキのレフェリングに関してなんですけど.....
これに関しては、わたし、いろいろと書きたいことがあるんで
次のエントリーで書きまぁ~す
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