昨夜、けやき通りのギャラリー・Gallery MORYTAで開催された「Gallery MORYTA 25th Anniversary Live "小沼ようすけ solo live"」へ行ってきました。





小沼ようすけさんはギター1本の演奏で色々な世界へと連れ出してくれる、そんなジャズギタリストです。「本当にギター1本?」と疑ってしまいたくなるほどの豊かな演奏。僕は時々目をつぶりながら、南の島や静かな海、夕日、雪山などを空想旅行していました。

小沼さんはギターを弾く時、一音一音を心から楽しむように弾かれていて、その気持ちが伝わってくるのがまた心地良かったです。心から好きなことをやっている、そんな今の時間が楽しくてしょうがないという純粋な気持ちは、それに触れている人の気持ちをも楽しくさせます。弾ませます。ライブではそういったものがダイレクトに伝わってきます。だからライブは良いのです。

仮に世界中のギターに「誰に弾かれたいか?」と聞いたなら、きっと多くのギターが小沼さんの名を挙げることでしょう。ここまで自分の可能性を引き出し愛してくれたら、ギターとしては最高の幸せでしょうから。