さてさて

ものすごく久しぶりのブログ更新です。



リアルが多忙でして。まぁ言い訳はこのぐらいにして(笑)



エホバの証人を題材にした映画はいくつかありますが、

エホバの証人が題材じゃないけど、私なりにメッセージを受け取った映画のハナシ。




クレヨンしんちゃんと言えば作者の故臼井先生が現役JWだった話は有名ですよね。




しんちゃんの映画は割と好きで見るんですが、その中でモーレツ!オトナ帝国の逆襲見られた方も多いと思います。



私は当時この物語を、宗教二世に当てはめて見ていました。




ネタバレ含みますので見てない方はご了承下さい。




映画は20世紀博に大人達がハマる所から始まります。




「最近大人達が変だよね。」



そんな子供達の不安が現実になります。




20世紀博からの大事なお知らせをテレビで見た大人達が、わかりやすくマインドコントロールされる様子が描かれます。






大人達は今までとガラッと変わり、子育てを辞め、自分たちがハマった組織にどっぷり浸かり、




組織の命令で子供狩りを始めます。





逃げる子供、歯向かう子供。仕方なく従う子供。





私はこんな場面を現実で見てきた。





しんちゃん率いるかすかべ防衛隊がひろしとみさえの洗脳を解く。





過去の匂いに夢中な大人が、子供達のおかげで現実の匂いで我に返って組織と戦う。





そして未来を生きる選択をする。






そんな物語。





私はこの物語を自分の人生と重ねて見ていた。




首謀者ケンとその彼女チャコ




こんな世界生きててもしょうがないと考えるチャコは、いつしかケンの活動に心を奪われた。





洗脳からとけたヒロシが、チャコのスカートを覗いて、チャコがきゃーって反応した時に




ヒロシ「やっと人らしい顔になったなぁ いいじゃん!」




すごく印象に残ってる場面。




最後にケンとチャコに放ったしんちゃん言葉。

「オラ、父ちゃんと母ちゃんとひまわり、シロともっと一緒に居たいから!

喧嘩したり、頭にきたりしても一緒がいいから!

オラ 大人になりたいから!!」




衝撃的でした。





私がこの物語から受け取ったメッセージ





家族をバラバラにしてまで手に入れなきゃいけない幸せなんか無いって事。




大人や年上だから正しい訳じゃなくて、子供達から教わる事は多いって事。





親がハマった事が、内容によっては子供を苦しめる事。




マインドコントロールで我を忘れてしまう事。





声をあげられない子供達が沢山いる事。





脚本家はそんなメッセージを込めたのかもしれない。





首謀者ケンが、しんちゃんにかけた言葉。




「小僧、お前の未来 返すぞ。」




そう


カルト教団は未来を奪ってることを忘れちゃいけない。




覚醒したら、離脱したら未来は私たちの物。




私がずっと伝えてる事


奪われた過去は変えられないけど

未来は私たちの物。未来はどんな形にも変えられる。




この映画に関しては語りたいことが沢山あるけど、長くなるのでこの辺で。



未来を生きよう。一歩づつ