さてエピソードの続きです。
アヤとルームシェアを解消して、アパートを借りたんですが、生活苦…
そんな時、レースにスタッフで参加していた私に、別の有名ショップの社長が声をかけてきました。
この社長はビデオオ○ションにも出てたその筋では有名な人
「君給料もらってないだろ? 良かったらウチに来ないか?
ウチのショップの3号店を一年後位に予定してるから、その気があるなら今から育てたい。」
食い気味で(笑)
「行きます!」
社長「じゃあ今のショップに話つけてやるから来月から来い。
住む場所も手配するからそこに住めや。」
てな訳であれよあれよと転職となりました。
ただ、
住む場所はショップ3号店予定地近くのマンションで、
オープンまでは50キロ離れた、車で1時間位の場所ある本店まで通うことに…
これから毎日往復100キロの通勤になりました(笑)
扱う車も、前のショップでのハチロクやシビックに変わり、ターボ車メイン、ドリ車やハイパワー車、本格的なレース車両になりました。
ここでの最初の出勤前日、
社長から電話があり、
「明日の出勤な、ヘルメットとレーシングスーツ一式持って○○サーキットに来てくれ。」
は?
最初の出勤がサーキットって聞いたこと無いわ(笑)
とりあえず一式持ってサーキットへ行ったんです。
ピットにいた社長が
「おう瞬来たか。
あのな?今からビデオオ○ションの企画で12時間耐久レースだから(笑)
チームのメンツが足りないから、
瞬は途中の交代で2時間ぐらい走れ!」
うそでしょ(笑)
え うそでしょ?本気で言ってます?
日の落ちかけた夕方に、初めて乗るレースカーで2時間走りましたよ…。
どうやら本気で言ってたらしい(笑)
走ってる最中、ピットから社長がペース上げろのサイン
前の車が近づいて来ると抜けのサイン。
初めて乗る車だから限界が全く分からん。
サーキットを速く走るためには走行ラインが大事なんですが、なんせ初めて走るサーキット。
ラインなんか分からん(笑)
とにかく必死で2時間走りましたよ(笑)
結果は散々でしたが。
(笑)
そんな感じで入社テスト?にも合格し、次の日からその新しいショップで働き始めました。
しばらくは楽しく働いていたんですが、実はこのショップ、のほほ~んとした前のショップとは違い、体育会系スパルタな感じの職場だったんですね。
あることがキッカケで一時的に心が辛い状況になっちゃいます。
その話はまた次回〜