仕事を辞めて早10日が過ぎている。
その間、人との接触は付き合っている人以外は買い物以外ジムの受付で挨拶する程度。
凄く狭いがストレスも少ない。
唯一のストレスは通りすがりのマナーの無い人。特に多分、ほぼ、中国人が多い。
以前仕事で中国人と組んだが彼らの人付き合いは独特で一言で言うと自分が生き残る執着心が異様に強い。
まあ、たまたま会った人がそうだったのかもしれないが、いわゆる心の枠が硬い人が多いと思う。
それはアメリカ人と共通する点が多い気がする。

心の枠が硬い人との付き合いは上手く噛み合うと早いが一度噛み合わないと大きな問題となる。
上司でも得意先でも友人でも枠の硬い人とは距離感が特に大切で何の為に交流するのかと言ったポイントが明確でないと誤解が生じやすい。

今、仕事を辞めた私にもそれが言える。
引き籠もりの様な状態の私だが引き籠もってそこから抜け出せない人とは人との交流のポイントをまずは明確にする事がいる。
また、対人関係がうまくいかない時も同じだと思う。

例えば、仕事をする。という事は報酬を得る。という事だが、そこには報酬を得るだけのスキルがいる。
そのスキルとはその仕事ができる技術だけでなくコミュニケーション能力ももちろん含まれる。
時間がたてばたつほど仕事から離れるとそのスキルが失われている。

世間話ですらついていけない。
カバン一つにとっても、ショルダーバッグ、ポシェット、サコッシュ、といった風に様々に言われる。
世間話はこのあたりの言葉の選び方で相手からの評価が変わる。

日本語は難しい。
様々な呼び方がすぐに入ってくるし、行間を読むと言った配慮も求められる。
まあ、英語もスラングもあり難しいのは確かだが・・・

そんな時、傾聴の姿勢が役立つ。
もっと極端に言うと、見ざる言わざる聞かざるかな。

自己主張をすると空回りする。自己主張するほどポイントが増え押さえ切れない。
それよりも、丁寧に仕事をする。といった当たり前だが目立たないが周囲に役立つようないぶし銀的な仕事の進め方をするとうまくいくように思う。

体と同じで体を使わなかったり、同じ動きばかりしているとちょっと違った動きをすると筋肉痛になる。

対人関係も同じで、同じ職種でも使う筋肉が違う。
それは、種が一緒(職種)でも育つ場所(職場)が違うから当然なんだろう。

まずは自分がどんな動きができるのか、どのような動きが慣れているのか、そして、新しい動きにはどのようになれていくのかがいるのだろう。