私達は決して強くない。
だから面白い。

だけど、やってはいけないことがある。
それは否定する事。

どのような行動をしても悪い部分はある。
その悪い部分をとりあげて色々言うのか否定する事。

何故、良くないのか?

物の一面しか見ていないから。

全ての事には長所もあれば短所もある。

戦争。それは否定するから起こる。
当然ながら信じている人にとっては受け入れがたい事だから否定するのだろう。

否と定めた時点で争いが起こる。
そこには温情も無く遊び心も無く前向きな姿勢は何も無い。

ただ、人とはもともと否定するようにできている。
自己防衛本能のようなもので、受け入れるものを少なくすることで自分を守っている。
動物として生き残るには悪口や否定は効果的だが、人として生き残るにはよくない。

具体的には、悪口や自分を否定する人と親しくなりたいだろうか?
そうでない人の近くに人は集まりたがる。

それはマズローの5段階説を見ると分かる。
悪口や否定とは、第一段階の生理的欲求や次の安全欲求にかかわってくるが、悪口や否定をしない人とはその上の段階で力を伸ばしていく。

人の心はマズローの5段階説の上を目指している。


せめて私達は身近なところでは否定せずに一部でも受け入れる遊び心を持って毎日を過ごしたい。

遊び心には社会的欲求や承認欲求を満たしてくれるものがあるのだから。