執着心から離れる一つの方法として、呼吸法を書いたが、その時の心の状態とは一体どうなっているのだろう。
心は目に見えない。
それを少しでも見えるようにすることで、目指す物がはっきりする。
どのように心を持てばよいかがはっきりする。
その最終形、目指す物が下の図である。
バランスが大切という事は常日頃言われているが、実際見えるものであればわかりやすいが心のように見えないものではなかなかわかりにくい。
そこでそのバランスの状態を見えるようにする上の図のシーソーというのが凄く役立つ。
これから示すシーソーの絵とは、現実が茶色の土台で示され、私たちはそのうえで生きている、
そして、体というのは過去にも未来にも行くことなく常に今に存在する。
次にその上にあるのはその人の心の中にある時間という横軸が過去と未来を示して存在し、
その時の軸線の上に私たちの心は乗っており、その時の軸線に沿って心は過去にも未来に動いていく。
では、執着している状態とはどういった状態なのでしょう。