【GW武蔵上州攻めチャリ旅_2024.5】day01_1 | 果てない空と追いかけっこ

果てない空と追いかけっこ

果てない空を追いかけてて、自由気ままに自ら地図を広げる。
日本は捨てたもんじゃない。自慢できる日本を発見するフーテンの旅。
世界を語るより、まずは日本を語ろう。自分の目できちんと確かめて。

 午後5時という、やや早い時間に仕事を切り上げた。そうこれから、3泊4日のチャリ旅に出るのである。毎年恒例のゴールデンウィークでの私的行事。かれこれ、18年ほど続いているかな。いつものように、野宿をしてでの貧乏チャリ旅となる。

 

 

 さて今回は、群馬県の下仁田まで行く予定。今回の場所決めはホント迷った。何故なら、今年は強風の日が多く、風向きや風の強さを想定して、ギリギリまで場所決めに悩んだのだ。

 2つの候補で悩んだ。『群馬県のローカル線をトレースする』or『三浦半島を隅々までまわる』。山と海。晴れれば海はサイコーであるが、強風だと海の風が加わるから最悪。山では、強風であっても山が風を遮るからサイコー。しかし、海が見れない。

 三浦半島は、チャリ旅で過去に一周している。でも、細かい場所まではまわっていない。群馬県は、大好きなBUCK-TICKの櫻井敦司が昨年亡くなったのを偲びたい。

 どちらも捨てがたい。ただ、やっぱり問題なのは、風なのである。最近の天気アプリは優秀で、予定日の2~3日前だったら予報の誤差が少ない。その天気予報の結果、『群馬県のローカル線をトレースする』旅に軍配が上がった。

 決め手は、土曜日に雨マークが付いていたからだ。雨や曇りで見る海は澱んで見えるから「それじゃあねぇ…」と、なったのだ。

 

 

 場所が決めれば、あとは野宿ポイント探しである。安心して野宿出来そうな公園をGoogleマップで何候補か上げ、それをプリントアウト。ワタシの旅は、基本アナログ式なので、紙ベースでの地図を使用している。スマホのGoogleマップはほとんど見ない。野宿旅だから、スマホの充電問題もあるしね。なにより、紙ベースの地図の方が、グッと『旅してる感』が強くなるのである。んなもんだから、細かい箇所までクローズアップした地図もプリントアウトした。

 

 

 そんな感じで準備は整い、マニアック号(チャリ)にサイドバックを付け出発したのである。