ラビット・ホール
「ラビット・ホール」
観劇しました。
観劇して、数日が過ぎています。
まだ気持ちの整理がつかなくて、けどつくはずもないか、って気がしてきたので投稿してみます。
わたしはただ、あの家族が、あの夫婦が暮らす家のなかを、ほんの数時間のぞき見ただけ。なのに、いまだにどっぷりと余韻の中にいます。
人の痛みや哀しみは、誰の目にも見えなくて、見えないってそんなこと、とっくに分かってるのに、わかってよ、わかってよって、手を伸ばしてしまう。(これは私の悪いところ)
泣いているからって、いちばん悲しいわけじゃないし、笑っているからって平気なわけない。でも、こんな次元で語れる物語じゃないのです。誰しもに起こりうる話。
KAAT神奈川芸術劇場にて3月6日まで上演中です。上質なひとときを過ごせます。美術セットもスーパー素敵でした。そしてあれからずっとクリームブリュレが食べたい。最後はバーナーでね。炙ってよね。