40年ぶりの再会 | 彼岸へ

彼岸へ

還暦過ぎたパートおばさん。(乳がんと肺がん経験あり)
徒歩圏内に住む息子達。
長男桐は公務員うつ病、次男桜は発達障害、特例子会社に就職。
転勤族を定年退職後に再就職した夫と2人暮らし。
姑とは20年同居経験
転勤の地は、9ヵ所。
現在埼玉在住。

おはようございます、間々宮です。

ご訪問、ありがとうございます。


昨日は、こちら!

なんかラッパっぽいオブジェがある上野公園の脇にある東京藝術大学の美術館に行きました。
👆️このオブジェも学生さんの作品らしい。

 


大吉原展でどうしても観たい作品があり、行きました。
遊廓は、日本としては容認してはいけないけど、その文化芸術の観点からの展示。
浮世絵が主でしたね。
喜多川歌麿の肉質の花見の絵が素晴らしかった。
桜の花びら一枚一枚描いておられた。
私の隣の人が「もうっ。喜多川先生ってば」と心の声をただ漏れさせてました( *´艸`)

あ"、途中でさっ!浮世絵をスマホで撮影してるオヤジいてさっ!当然注意されてたわ。
そしたら「え?ダメなの?」って。
バカだわ!

展示の絵を見ていると、遊廓は悲しい場所なのに、女性達が美しい。
余計に切ない。
地下のエリアから見て行き、2階エリアへ。
お目当てが真正面に見えて、順路無視でそこまで小走り。←よい子は真似しないでね。

私は私で、ジュザブロー先生っ!と叫びたかった。
辻村ジュザブローをご存知でしょうか?
その昔、NHKの人形劇『南総里美八犬伝』の人形を作ったのが、ジュザブロー先生。
函館で泉鏡花の舞台を小さな公民館で公演してくださった。
たまたま、舞台に上がって直接お花を渡すこともできました。
その時に向けてくれた人形の顔がまた可愛らしくて。忘れられない思い出です。

その前後に展覧会も函館であり、見に行きました。八犬伝の人形達もありました。
一番好きな玉梓ヶ怨霊も観られて、嬉しかったぁ。その時に吉原のミニチュア(と言っていいのか?)展示もありました。

※これは、写真撮影可

👆️これです。
👇️これです。
40年ぶりに会えた。
スタッフの方に「ジュザブロー先生ですよね。これ昔も見たことがあるのですが、いつの作品ですか?」と聞いた。
「辻村ジュザブロー先生です。詳しいことは、図録にあると思います。」とお返事。

思えば、こんな素晴らしい緻密な作品が、二つも三つもあるわけないよな。と、思う。

全て見終わり、ショップで図録の見本を見るが、昭和59年としか書いてない。
建物を作ったのは、三浦宏先生。
私が見つけられなかっただけかも。もっと、詳しい情報ほしかった。
窓や障子は、ちゃんと明け閉め出来ると記憶している。

ふと、ショップの窓の外を見ると、チラホラ桜が咲いていた。
窓の向こうの建物は、藝大の音楽学科

ああ、お腹空いた!
ふと見ると、カフェ併設してる。
喉もカラカラだし、店を探すのも面倒。
空は雨が降りそうだった。
カフェに飛び込んだ。
最近の美術館は、飲食も力入れてるよね。
デザートもいただいた。
外に出ると、なんか立派な木。
ジブリに出そう。

で、帰りの電車で思い出した。
あれ?40年前の吉原の見たやつ。パンフ持ってんじゃね?
家で探すとあった!

人形芝居のパンフには、ジュザブロー先生のサインもあった。きゃあ🎵
そして、吉原のパンフは、藝大の図録よりもずっと詳しく出てます。
建物/間口268×奥行き235.5×高さ81.5(cm)
総檜造り(縮尺100分の13)

きゃあきゃあと、一人盛り上がりテンション上がった昨日でした。
最近、遊び人な間々宮ですな。
まだ、遊ぶ予定あり。

夕飯
蛸とブロッコリーのバジル和え
クリームチーズの餃子皮包み
ガーリックトースト
チキンと豆のスープ