あぁ。
家を捨てたい。
サンタさん、お願いします。
私に
忙しさを分けてください。
今まで
遅刻もしないし
欠勤もしませんし
何よりうまくこなせることを工夫して
協調性は少し桁が外れることはありますが
配達にミスはさせないと思います。
どうか!サンタクロース・・・・・。
こんばんは。
季節は冬。
そして聖なる夜が近づいてくる師走は年末。。。。。
街は光であふれ
リズミカルな音楽が
ところせましと店内を流れ続けて
ちびっこなんてまだ人生を3~5年しか生きていないのに
立派な音程の鼻歌を奏でる。。。。
恋人たちはとても幸せそうに
手をつないで・・・・と浜崎あゆみになりそうなところを
一度、置いといて。。。。( 一一)
そう
ミヤモトはこう見えて
12月が大嫌い。
なにを隠そう
サンタという人は実は・・・
というあの話は小学校2年で兄から密告され
親からのクリスマスプレゼントは
小学校3年生で終わり。。。。。
ならばご飯は洋食を続けようか
といえば
家族は友人や恋人、忘年会などで
幼い女の子はお家でリカちゃん人形とお話。。。。
挙句に専業主婦の母は
近所のママ友と電話で長電話・・・・
もうこんないやだと
高校生で家を出たが
実家だけだと思ったら
街も他人も味方せず。
ならば大切な人に幸せにしてもらおう
してあげおう
と思いきや
交番勤務の警察官の夜勤に
クリスマスの前日に自分が二番手で
一番目の女から連絡が来てはヒスられて
私は一夫多妻制が好きなんだ。発言。
失恋を慰める相手はすごく優しかったが
結婚15年目。
そろそろ結婚しようと思っていた彼氏は
友人の結婚式を期に
母親並みの年上の女と二股かけてすぐにゴールイン。。。
毎年24日は帰ってこない彼氏と同棲していると
家の奥からは知らない女とディズニーシー・・・
挙句に借金に連帯保証人はサインしていない私の名前が書かれていた。
もうこうなったら
仕事に生きよう。
と
毎年クリスマスは40万の売り上げを作り
ミヤモト祭り開催!
なんて
春のパン祭りじゃないんだから店長・・・
給料を上げてもらえず
そのまま店は駅の都市開発に呑まれて閉店。。。
初めて行った精神内科でも
君は仮病だね。
だなんて20歳超えた女がするわけないだろ!!!
なんて言いながらこの街に転がり込んで8年
どうやら街が。
いや
日本が
どうやらミヤモトを
この12月が
向いていないのだ。
あぁ
穴があったら入りたい。
いや
いっそのこと埋めてくれ。
いや
入れさせてくれ・・・
挿入・・・・・・・。
そうだ
京都へ行こう。
出家して修行して
坊主になるべきか。
なんてことを
もう十何年考えているんだろう。
私は12月に一体
何をしたんでしょう。。
いや
幸福なんて毎日の積み重ね。
日頃の行いなんです。
自業自得なんだ(どんな素因数分解なんだ・・・)
でも
一応それなりの人の感じているクリスマスと年末年始を
それなりに
なんとなく経験して
何も感じないのに
すごくうれしいと言いながら
偽りの
クリスマスと年末年始を過ごしてきた。
でも
毎年
もうこんな気持ち
疲れたな。。。
やめたいな。。
なんて
毎年毎年
思う。
だけど
毎年毎年
誰かが自分に種をまいて
耕してくれて
幸せを分けてくれたりもして
それを
ちょっぴし分けてもらって過ごす
この
お猪口に残る最後の日本酒の一滴みたいな幸せが
実は
ミヤモトにはあっているようです。
何もなくても
イルミネーションがあって
何もなくても音楽を聴いて
たくさん備えて
思ったことをこうして文字にしてみたり
書き物をしてみたり
勉強してみたり
そんな積み重ねが
きっと
自分の人生にはあっているようだ。
そして
今年も毎年変わらず願うのは
自分よりも不幸な
こんな考え方の人間が一人でもいなくなることと
誰よりも
他人の幸せを願って
私は多摩川の土手で酒を飲むのだ。
たくさんの恋人が幸せでありますように。
そして
風邪をひかずに残り少ない年を
後悔せずにお過ごしください。
アディオス。