名牝の血を受け継ぎし者

ニードルポイント

 馬名の意味:インディアンジュエリーの技法。母名より連想

 

募集概要

 募集クラブ:キャロットF

 募集総額:1600万円

 募集口数:400口

 預託厩舎:(美浦)奥平 雅士

 

馬データ

 性別:牡

 生年:2004年4月8日生まれ

 毛色:鹿毛

 生産:社台F

 

血統

 父:フジキセキ

 母:ヒシシルバーメイド

母父:Silver Deputy

兄弟:アミカブルナンバー(5勝)

  :アルジェンタム(3勝)

  :アイアムマリリン(3勝)

  :メインターゲット(2勝)

  :ディアルマンデート(2勝)

 

出資理由

初仔でしたが母ヒシシルバーメイドの母は何と名牝ヒシアマゾン
少年時代に大好きだった馬で、その孫がこのニードルポイントという事となり、まだまだブランド(良血)に憧れがある当時の私にとってはそれだけで十分な出資理由となりました。
とはいえ父もフジキセキで夢を見るには十分な1頭。
それが実績の無い初仔とはいえ募集総額1600万。
この世代で真っ先に出資を決めた1頭でした。

 

競争成績

 戦績:17戦4勝(4-0-4-9)

  富里特別(1000万下)1着

  柏崎特別(500万下)1着

  3歳500万下 1着

  3歳未勝利 1着

 賞金:5438万3000円

 主戦:後藤浩輝、横山典弘

 

詳細

2歳秋に芝でデビューし9着も2戦目のダート戦で勝ち上がり。
4戦目で500万下を勝利し束の間のオープン入りを果たす。
大舞台を目指しヒヤシンスS(OP)へ出走し11着に敗れるも、期待感から皐月賞トライアルのスプリングS(GⅡ)10着へも出走する。
成長を待ち明け4歳ダート戦へ出走し1000万で4⇒3⇒3⇒3着と勝てないまでも上位争いを繰り返す。
降級し500万下に出走すると力の違いを見せつけ快勝し再び1000万クラスへの復帰を果たす。
昇級後今一つの競馬が2戦続くも3戦目で勝ち上がり、ついに準OPまで出世する。
1600万下でも3着と活躍を見せるも靭帯を損傷し残念ながら引退となった。

 

感想

最後は怪我のため引退となり残念な結果でしたが、OP戦でもいずれやれそうって期待させてくれる馬でした。
勝ち上がった4戦は全て上がり最速をマークしており、流石はヒシアマゾンの血を受け継ぐ馬だなと感心です。
唯一の重賞挑戦となったスプリングSでは10着でしたが、何気に結構豪華なメンバーで1着フライングアップル、2着マイネルシーガル(後に富士S 1着)、4着ショウワモダン(後に安田記念 1着)、5着スクリーンヒーロー(後にジャパンC 1着)、8着サンツェッペリン(後に皐月賞 2着)、9着フェラーリピサ(後に根岸S 1着)、11着フリオーソ(後に川崎記念 1着など)と早々たるメンバーでした。
血統、実績を含めこれまでキャロットで出資した馬の中でもトップクラスに好きな馬となっています。

 

※本文については個人的主観や妄想が含まれていますのでご了承下さい。

最終更新日:2024.05.14