窓ぎわのトットちゃん | private salon *Shriyam* @両国  

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*シュリヤム* 
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先日、待ち時間に本屋さんを眺めていたら

「窓ぎわのトットちゃん」の2巻セットが目につきました。

絵本 窓ぎわのトットちゃん 1・2巻セット/講談社
¥3,240
Amazon.co.jp

梱包されていたので中は見ることができなかったけど

お値段もなかなかでした。


「窓ぎわのトットちゃん」は、思い出の本です。

小学生のときの薄ーい記憶の中で

記憶の詳細は曖昧ながら、忘れないでいることの1つ。

当時、この本が話題になって

確か「母が読んでみたい」と言ったんだと思います。

で、母の日だったか、母の誕生日だったかが間近で

「これをプレゼントしよう!」と子ども心に思ったんですね、私。

だけど、我が家はお小遣い制ではなくて

必要な時に必要なお金をもらうことになっていたので

「プレゼント買うからお金ちょうだい」と渡す本人に言うのもヘンだし

余分に持っているお金もなくて

うちのそこらに落ちていた小銭を集めて

もしかしたら落ちていたわけではなかったかもしれないけど(笑)

どうにかこうにか買って母にプレゼントしました。

もちろん、私がお金を持っているはずないので

母が驚いていた記憶があるけど

多分喜ばれたんだと思います。

でも、本当はどうやってお金を集めたのかは微妙・・・(汗

およそからは盗んではいないです。

ま、お借りしたとしたら家からだと思うけど。あははは。

でも、今なんとなく思うと

この時の記憶はきっと悪いものではなくて

それから家族に何かを買うというのが

私の喜びの大元になったんじゃないかなと思います。

「お母さんに喜んでもらいたい」パターンですね。はは。

そして、この本をきっかけに何度か「いわさきちひろ美術館」にも行きました。


本はその時に読んでいて内容もしっていたけど

懐かしさともう一度読んでみたいな~という衝動に駆られ

当時はなかった文庫本を買って読んでみました。

窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)/講談社
¥700
Amazon.co.jp

あらためて読むと、素晴らしい本です。

記憶の中でもトットちゃんが学校の引き出しが

上下に開くのが珍しくて、開けたり締めたりしすぎて(他にも理由はあったけど)

学校を退学になってしまって

その後に入ったトモエ学園が本当に面白いところだ、という

子どもの時の記憶。

あと「海のものと山のもの」というフレーズ。


あらためて大人になった今読むと

私たちの頃ももちろんそうだったら良かったな、とも思うけど

今のインディゴの子どもたちには本当にピッタリな教育方法と

環境、そして素晴らしい小林校長先生のお人柄。

小林先生のような人間性とトモエ学園の教育方針が

広く採用されていたら、もっともっとたくさんの子どもたちの

天才性、素晴らしさオリジナリティが伸びて、

もっとこの地球の波動も早く上がったんじゃないのかなどと思ったり・・・。

まぁ、そうならなかったのには意味があるとして

この本が新たにたくさんの方に「今」読まれて

色々な立場の方々の心に響いたら良いのにな~と思います。

トットちゃんはとても幸せな出会いがあって

それを今、多数の方がご存知の黒柳徹子さんという影響力のある人として

実体験として多くの人に伝えてくれる。

徹子さんの面白く愛らしく素晴らしいオリジナリティ
を見せてくれながら

どんな子でも伸ばしてサポートしてくれるような環境、方法があるんだよということを

あらためて今という時代に投げかけてくれるような気がします。


先生たちや組織、大人の意識が変われば、教育方法の幅が広がって

子どもたちの「差」に目を向けることはなくて

すべての子どもたち一人一人の「個性」として捉えられるんじゃないのかな、と

心から思います。

そして、今いる先生方の多くもトットちゃんのような教育方針のもと

育てられていたら、きっと先生になった今も行き詰まりを感じないのかも。

久しぶりに読みやすくとても、心がほっこりしました。


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