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私とアタシ。

佐竹先生、ナースから陽春さんが木里子のドナーだった事を聞いちゃいました。

そしてふと、以前の木里子との会話を思い出します。


「やはり移植をすると、ドナーに対して特別な感情を持たれるんでしょうね。骨髄液をもらって

命を助けてもらったんだから、兄弟のような親近感を持たれるんじゃないですか?」


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この一言から流れた木里子の涙。


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(あの時の、あの涙は何だったんだろう…?)


涙の理由が気になって仕方ない佐竹クン。

『かたつむり』で偶然会った典美(木里子の友人)に陽春さんと木里子の関係を尋ねます。


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さすがの典美も二人の関係を話すわけにもいかず、直接木里子に訊くよう言います。

あっさり納得の佐竹クン。

典美が意味深に言うくらいだから、もはやどんな関係かっていうのも想像ついてるんだろうけど…。


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「僕はあの涙ですっかり木里子さんに参ってしまって。」


典美に打ち明けちゃいました。

私もこれからはもっと涙を見せよぉかと思います(・ω・)


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このような状況であった事を木里子に話す典美。

彼女が木里子と陽春さんの関係を話さなかったのは、陽春さんだけでなく、他の男性も見て欲しい、もっと視野を広げて欲しいという思いからだったそうな。要は佐竹先生の事も見てみなよ、って話です。



その頃、愛しの彼は…


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お経を読みーの


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座禅を組んでは叩かれーの

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チーンと鳴らしーの



で、ようやく下山する日を迎えます。


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いざ、龍雲寺へ。


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下界では僧堂以上に厳しい試練メラメラが待ってるのだよ(`・ω・´)




陽春さんが今日龍雲寺に帰ってくる。

期待で胸が高鳴る木里子だけど、連絡手段がなくて途方にくれ中。


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「やっと会えるんだね」


「でも…どうやって連絡を取ったらいいのかわからないよ」


「お寺に電話するか、訪ねていくしかないんじゃない?」


「そんなことしたら、陽春さんの立場がなくなるよ。」


「あなた達はいつ聞いても頭が痛くなるような超難解ラブだよね」


木里子のしおらしい発言にちょっとオドロキ。 

(僧堂まで追いかけて行ったくせになにを今更…あの時点で気付こうよ 笑)


典美の言う超難解ラブこそがピュアラブなんだろぉーねー( ̄∇ ̄+)




―― 龍雲寺。




「お願い致します!」


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「…春さんか?」


「はい!」


「うむ、待っておったぞ」


「失礼致します」


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「ただいま戻って参りました」


「よう戻ってくれた。入るがよい」


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体調が悪かった老師様は、陽春さんが戻ってくれてかなり嬉しそう。

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自分を頼ってくれる老師様としばしの師弟愛の確認でした。


そこに隆っさん登場。

『かたつむり』の日供米から帰ってきました。


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「かたつむりの赤ん坊はどうしておった?」


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(…赤ん坊??)


「はい、元気にしておりました。」


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「老師、かたつむりの赤ん坊とは…何ですか?」


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「忍さんが妹にまた子供を押し付けられてのう。それが今度は赤ん坊じゃ。」



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「あれきっきりか?」



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優雅にお茶をいただいている最中、突然の老師様からの攻撃。

主語なしが余計に威力あり(・_・;)


これまでの彼なら『ピクッ』くらいの反応ありそうなのに、覚悟していたのか意外にも冷静。


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器を丁寧に置いてから話し出します。


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「…天寧寺に訪ねて見えました。」


「そうか。木里子さんが行ったか。」


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「はい。でも僧堂では話す事ができませんでした。

一旦は帰っていただいたのですが…それではあまりにむごい気が致しまして」


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「追いかけて、ここでの用事が全て済んだ後で、会う約束をしました。」


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「―…そうか。それも縁じゃろう。」



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「木里子さんは春さんが黙って去った事を納得してはおらんのじゃろう。心行くまで話してやるがよい」


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「…はい。」


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(………)


何を話すつもりなんでしょーか。


はっきり断るのか、それとも曖昧な関係が続くのか。

ちゃんと言う事まとめてきたんでしょーか、心配だ( ̄_ ̄ i)

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次回、いよいよ偶然の再会です。

まだ連絡してないのに偶然会うってけっこ気まずいよね、コレ。


つづく。

佐竹先生と龍雲寺にやって来た木里子。

どうやら、陽春さんが僧堂へ帰った話を聞いた時以来の龍雲寺のようです。


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どんだけ木里子が陽春さん目当てで龍雲寺に通っていたかがよくわかりますねコレ(`・ω・´)


実は原作本で、木里子の弁解が書かれてました。


≪いかにも陽春がいないと足が遠くなるようで、宗達の手前、気がかりでならなかった。(原作より)≫


季節はお正月明けた頃で、木里子パパは新年早々ボストンに長期出張。

また、『かたつむり』に裕太の妹・麻由が預けられ、育児騒動のせいで龍雲寺に新年の挨拶に行きそびれたとか。それが気になっていたので、気乗りしないながらも佐竹先生の誘いに乗る事にしたらしいです。


・・・・ふーん。

時々麻生家の常識がわからんです(@ ̄Д ̄@;)


あれだけお世話になっといて新年の挨拶すらしてないって一体。
で、イキナリ男性連れって一体。


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「お願い致します!」

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(・・・・・・!


陽春さんじゃない、とわかっていてもどきっとしてしまう木里子。


「はい。」



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「失礼致します!」


陽春さんの後任、伸隆さん。通商:隆(りゅ)っさん。


『かたつむり』の日供米も最近は彼が行っているので、その姿に木里子も陽春さんが帰ってきたのかと思って慌てた経験アリです。


陽春と木里子の状況を何も知らないため、忍さんと木里子に情報マシーンとして使われてるお方。見事にぺらぺらしゃべってくれます(笑)陽春が戻ってきたパート3でも、できん坊主としてけっこういい味出してるのですよ。


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「春(しゅん)さんからお電話が入っております。」


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「・・・!!」


ぬぅあんとっ!

偶然にも陽春さんから電話が( ̄□ ̄)!!


ものすごいドラマチックな曲(前回の陽春走りの時と同じ曲)入りました~(笑)


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「そうか。」


「ご用件は私が承りましょうか?」


「いや、いい。わしが。」


木里子の狼狽ぶり、顔を見ずとも、きっと見抜いている老師様。


(ナレーション)

「木里子の胸がズキンと波打った。」


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「いま陽春の声がこの寺に届いている。

その電話は木里子に向かって歩み始めた陽春の足音のように木里子には思えてならなかった。


相変わらずのぽじてぃぶしぃんきんぐ( ̄∇ ̄)

木里子はこーでなくっちゃ。


≪…そう思った時、恋する気持ちはなんて自分勝手な解釈をするものかと、自責しながらも、木里子は確かめずにはいられなかった。(原作より)≫


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「あの、陽春さんからはよくお電話が入るんですか?」


新米坊主、隆っさんに探りを入れます。

やっぱり老師様には訊けないんですね(・ω・)


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「いえ、私が来てからは初めてです。

たぶん今月末に行われます先住さんの斎会の相談だと思います。」


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「春さんをご存知なんですか?」 (悪気ナシ)


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「…は、」


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「はぃ。」


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じぃー目


あまり佐竹クンの前で隙を見せちゃだめよー。

めんどーなんだからこの人。


ちなみに隆っさん。

ドラマにはなかったのですが、原作では「そうか、あの時『かたつむり』の前で私の網代笠を見て驚いていらしたのは春さんと間違えたからなのですね」と、これまた悪びれもなく言って、木里子をドギマギさせてました。


隆っさん。そういうややこしい発言は…



じゃんじゃんおやりなさい(・ω・)(面白いから)



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「お待たせしました。」


木里子の気持ちを知りつつ、涼しい顔で話す老師様。


今は佐竹先生の目もあるからとはいえ、あれ以来、木里子は陽春さんの事については老師様には何も訊きません。檀家の忍さんと裏(隆っさん)から情報収集です(°∀°)b


でも老師様をナメたらいけません。


だって隆っさんは誰にでも平等な情報マシーン。

老師様は隆っさんの話から、忍さんが僧堂の場所を聞き出したこと、イコール木里子に伝わっていることも既に知ってたりするんだなー。コムスメ達の考えることなどお見通しです。



この後、木里子パパのボストン出張の話になり、ボストンには木里子の亡くなったお母様のお墓があるという話になり。佐竹先生が老師様に訊ねた事は…


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「亡くなっても魂は残るのでしょうか?」


お寺に来たなりの質問をしてみます。


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「難しい質問ですな。」


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「私は医者ですからそういう発想はしないできたのですが、2年前に妻をガンで亡くしまして…」


陽春さんに思いを馳せ中の今の木里子にとっては、おそらくどーでもいー話題。

でも。


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「いや、その時もそういう発想はなかったのですが、

最近…私に好きな女性ができたものですから。」


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「!!」


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「魂があるものなら了解を得た方がいいのかと、そんな風に考えるようになったんです。」


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(・・・・・・・・チラッ)


何気に木里子に視線を送る老師様。


「それは佐竹の木里子へのラブコールだと宗達は思った。」


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(ちょっ…あせる何言い出すのこの人!


しかも老師様の前で。

陽春さんの父親代わりみたいな人ですよ。

さすがの木里子もアセアセ汗


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「仏は人の心の内におられます。
ですから先生は先生のお心の内におられる奥様とお話をされることですな。」


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「なるほど、よくわかりました。」


「・・・・・・・・あせる


なるほど佐竹クン、

遠回しにこれを伝えたくて龍雲寺に木里子を誘ったのネ。


しかし木里子にとっちゃ一番困る場所と人前でのラブコールでした。


…メンドクサイな、もー(笑)



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鎮火したはずだったのに…。

佐竹という新たな火種から再燃しちゃったラブドキドキゲーム@龍雲寺




呼吸器までつけてる老師様にどうか平穏を( °д°)




1番縁遠いハズの色恋沙汰でまたまた大忙しの予感。



微笑みながらも内心、老師様も頭イタイんじゃ。

でも可愛がってる陽春さんをあれだけ追いかけてた木里子が、別の男の人といるのってちょっと複雑だったりしないのかな。陽春さんのほうがイイ男だもんね(・ε・)

あの約束を励みに頑張る木里子。

けど、僧堂と下界(?)は時間の進み方がちょっと違うようです。


木里子の前に現れた1人の男性。


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「今度の日曜日、龍雲寺に行きませんか?」


それは佐竹センセイ


木里子とは『かたつむり』で出会って、偶然にもパパの後輩で。

病院で再会までしちゃったもんで彼は勝手に運命感じてます。


職業柄か、治ったばかりの木里子に対して白血病の治療や移植についてズケズケ訊くもんで、木里子の琴線(ていうか陽春さん思い出してだけど)に触れて泣かせてしまった時の涙にフォーリンラブとか恋の矢


とにかく、ここにもキリコノナミダに落ちた男がおりましたとさ(。・д・。)


それ以来、家まで送るだの、ディズニーランドに誘うだの木里子にモーションかけてたけど、木里子みたいなタイプは『お寺』のよーな超健康的デートなら断らないと踏んだのか、以前から誘っていたのですよ。


地雷があるとも知らずにね…( ̄ー ̄)


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(龍、雲、寺に…)

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(・・・・・・・。)


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「1度お誘いしてあのまま機会がなかったので気になってたんです。
日曜の昼過ぎ、お宅にお迎えに上がります。じゃ。」


ゴーイングマイウェイ(`ε´)

言いたい事だけ言って有無を言わせず去ろうとするとわ。


どっかの美貌の女教師といい勝負です(笑)


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「・・・・・・。」


「・・・・・・。」


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「…強引過ぎましたか?」


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「―…いいえ。」


(えーーーー。)



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「よかった…!じゃあ楽しみにしています!」


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(♪~♪~♪~)


ああ・・・イラッとする( ̄^ ̄)

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(龍雲寺、か…)


移植にしろ陽春さんにしろ、なるべく第三者には触れて欲しくない話題。

もう少しそっとしておいて欲しいのにね。

まあ、僧堂まで追い討ちかけられた陽春さんも同じ想いだったと思けど( ̄▽ ̄)




一方、天寧僧堂では――・・・




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陽春さん、タダイマ畑作務中。

僧侶たるもの自給自足。何でもやっちゃうんだぜ。


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(ナレーション)

「陽春の行う畑作務は野菜作りを行う。

だが、それは単なる労働ではない。

土に蒔く一粒の種にも重さを感じ、

偉大な天地の恩恵を感得する、

その為の実体験なのである。」


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黙黙黙…


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(・・・・・・・・・・・・・・・。)





(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。)




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「…ありがとう。」 

(陽春、脳内ビジョン只今再生中)








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(・・・・~~~ッ!!)

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「だが、心に雑念を抱いては、陽春は忍び寄る木里子の面影を払った。」


襷をかけなおす陽春@修行僧。


もはや雑念だらけです。


そりゃこんな代わり映えのない毎日送ってたら、あんなウキウキハプニング☆思い出さずにはいられないですね。

それが人間というもの。男というもの。


…しかし、それでは修行にならぬっ。

襷と共に気を引き締めなさいっヽ(`Д´)ノ!


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「払っても払っても忍び寄る木里子の面影を打ち払った。」



このよーに浮世離れした生活を陽春さんが送っている間に。

下界に住む自由気ままな木里子達は日曜日を迎えます。







つづく。