おだやかな日曜日でしたね。
ぽかぽか陽気と秋らしい空気感がとても気持ちよかったです。
今日の私は、ようやく風邪も良くなってきて、身体が軽く感じられるようになりました。やはり、健康は第一！だと思い知ります。
今回、この記事では、私がイギリスのスピリチュアル・カレッジで、
「どんな勉強をしてきたか？」
それを少し書かせてもらいたいと思います。
（以前に書いた記事と重複があるかもしれませんが、お許しください）
◆カレッジについて…
ロンドンから北に約一時間のところにある「The Arthur Findlay College」というところで学びました。サイキック・サイエンスの専門校で、私がここを訪れるのは、今回で６度目になります。
ここは世界中から霊能者が自身の訓練のために集まるカレッジです。
◆今回のテーマは…
「Mediumistic Unfoldment」
いわゆる霊性開花を目的としたものでした。
◆参加者は…
世界中から約１００名ほど。
平均年齢は、４５～５５歳くらいかな？
イギリスからの参加者が一番多いですが、ヨーロッパ各地、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドからもたくさん来られていました。いつものことながら、日本人（アジア人）は私ひとりでした。
その参加者が、７つのグループ（１グループ１５人程度）に分けられました。
私が所属したのは「上級クラス」。そのクラスにいるすべてが霊能者としての知識と経験、実績がある人たちの集まりでした。
◆授業内容は…
毎日、９時半～２１時まで、さまざまな講義や授業、ワークショップやトレーニングが行われましたが、私の所属した上級クラスでは、講師が、
「このクラスに限っては、もう私が教えることはないので、全て実践トレーニングから自身で学んでもらいます！クラスメートから学んでもらいます！私は全力でサポートするのみです！」
そう言って、初日から毎日ステージに立たされて「デモンストレーション（公開霊視）※」の特訓が始まりました。
※デモンストレーションとは…
公開霊視のことで、参加者の前で先祖霊や故人からのメッセージを伝えることです。
容姿、性別、年齢、職業、性格、どうやって亡くなったか？
霊能者が見ている世界をそのまま皆の前で伝えていきます。「誰の霊か？」を特定してゆき、そこから必要なメッセージを伝えていきます。
全神経を集中させ、意識を霊界につなぎ、あの世から送られてくるメッセージを詳細に受け取っていく特訓を一週間続けました。
核になるキーワードや固有名詞、その人にしか分からないメッセージを受け取り、伝える特訓を重ねました！
あの世から伝えられるメッセージを細かく的確に受け取り、さらに翻訳していくためには、個人的な感情を抜きにした「クリアな自分」「身をゆだねる霊能者としての自分」、そして「コミュニケーション能力」が必要でした。
このデモンストレーション、私が一番苦手とするものでした。
なのに、最も難しい上級クラスに入れられて、「どうしよう？」と初日から泣きそうになりました。初日は、ステージの上で何もできなくて、あまりの悔しさに、夜に陰で泣いてしまいました。
それでも、毎日ステージの上に立たされて、霊能者として実績のある方々の前で霊視し続けました。
極限の恐怖と戦いながらの日々でした。
私のつたない英語で、私が見ていること、感じていること、聞こえていること、その詳細を的確に伝えることは至難の業でした。
３日目の夜に、「もう、無理！」そう思って逃げようと思ったことがありました。「一番下のクラスに降ろしてください！」そう直訴しようと思いました。
でも、最後まで「上級クラス」で頑張れたのは、尊敬する先生と仲間、どこかで「自分はきっとできる」と信じていたからだと思います。
今回、スピリチュアル・カレッジで私が勉強したのは、専門的に言えば「デモンストレーション（公開霊視）」ですが…
実は、それ以外に学んだことの方が意味あることでした。
私は、５つの大切なことを学びました！
１：自分を信じること
「できる」と思った人ができるのです！「できる」と信じ、やり続けることの大切さを学びました。
２：仲間を信じること
独りでやろうとするから失敗するのです！仲間を信頼し、時に助けてもらう必要性を学びました。
３：霊を信じ、受け入れること
霊は、いつも私たちの傍にいて、語りかけ、助けてくれています。霊はいつも私たちとコミュニケーションを取りたがっています。身をゆだねて、受け入れる態勢を学びました。
４：間違いを恐れないこと
最初から完璧を目指すから怖くなるのです！不安になるのです！「間違いに時間をとられるな！」失敗から学び、次に進んでいく必要性を学びました。
５：変化を受け入れること
常に新しい世界が広がっていることを知りました。変化を恐れず、自分の信じた道を進む必要性を学びました。
今回、私はイギリスでデモンストレーション（公開霊視）を学びました。
専門的な特訓を受けてきました！
でも…
日本でデモンストレーションをしたいと思いません！
それをする必要はないと思っています。
その理由は…
私と縁があり、出逢ってくださる人がいれば、別にそんなことをしなくても、普通の会話から直接メッセージを伝えられるからです。
なので、私は、私なりの方法で、ご縁のある方々に、必要なタイミングで、必要なメッセージを伝えていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
