☀️自己肯定感
365日の相談室
カウンセリングの現場から
#073
こんにちは。
カウンセラーの神社昌弘です。
僕は20年間、カウンセラーとして、たくさんの方の人生に寄り添ってきました。
その中には、本やYouTubeでは伝えきれなかった、
「人生が少し整う瞬間」があります。
今日も、その物語を一つ、お届けします。
「私、わがままなんです。」
40代女性からの相談でした。
やりたいことが、いっぱいある。
これを始めたと思ったら、次はあれ。
しかも、飽き性。
だから彼女は、
「こんな自分じゃダメだと思うんです。」
と言いました。
僕は聞きました。
「今、それについて誰かに怒られているんですか?」
「え?」
「ご主人とか、お子さんとか、誰かが『いい加減にしろ』って言ってるんですか?」
彼女は考えて、
「……誰も言ってません。」
と答えました。
じゃあ、
誰に怒られているんでしょう。
話を聞いていくと、
子どもの頃から、
「またそんなこと始めて。」
「どうせ続かない。」
「わがまま言わないの。」
「一つのことをちゃんとやりなさい。」
両親や周りの大人から、
よく叱られてきたそうです。
僕は言いました。
「それ、昔かけられた“呪い”が、まだ残ってるんですよ。」
もちろん、
本当の呪いの話ではありません(笑)
昔言われた言葉を、
今は自分が自分に言っている。
もう誰も怒っていないのに、
頭の中で、昔の大人たちが怒っている。
でも、ちょっと待ってください。
あなた、もう十分やってきたでしょう。
仕事もして、
子育てもして、
家族のこともやって、
40代まで、
ちゃんと生きてきた。
じゃあ、もう何に遠慮してるの?
やりたいこと、やったらいい。
飽きたら、また別のことをやったらいい。
誰にも迷惑をかけていないなら、
堂々と、楽しんだらいい。
僕は彼女に言いました。
「それに、お子さんにも見せたらいいですよ。」
何でも我慢して、
「ちゃんとしなさい」
と言い続けるお母さんの背中だけじゃなく、
「お母さん、また何か始めて楽しそうやな」
そんな背中も、
悪くないと思うんです。
彼女は、
笑っていました。
わがままなのか。
好奇心旺盛なのか。
飽き性なのか。
切り替えが早いのか。
そんなもの、見方ひとつです。
もう、昔の誰かに叱られないように、生きなくていい。
今日のひとこと
今、あなたを叱っているその声。
本当に、今のあなたの声ですか?
昔、親や先生から言われた言葉を、
自分で繰り返しているだけかもしれません。
だったら、
その「呪い」は、もう解いていい。
やりたいこと、堂々とやりなさい。
せっかく大人になったんだから。
今日も、誰かの人生が少し整いました。
また明日、相談室でお会いしましょう。
※「365日の相談室」は、20年間・3万件以上のカウンセリング経験をもとに、プライバシーに配慮して再構成しています。本文の「呪い」は、幼少期などに繰り返し受けた言葉や価値観が、その後の自己評価に影響している状態を比喩的に表現したものです。
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僕自身の闘病や人生経験から見つけた、
「心と暮らしを整える小さな知恵」を綴っています。
アメブロより、もう少し深く。
読み終えたあと、少しホッとできる手紙です。
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